2015年03月07日〜08日 曇り 雪

updated 2015.03.21


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                     南八ヶ岳主峰 赤岳
南八ヶ岳縦走


2月に入り 南八ヶ岳縦走を決めていたが 天候が悪く なかなか 機会が
無かった 結局3月に入り 天気予報を念入りにチャック 最初は 第1週も
 あまり良くないとの事で諦めていたが いきなり天候が回復 赤岳山頂周
辺9キロ地点の予報も 晴天に変わり なかなか良さそうである

急に 山行を決め 仕事を終えた後 出発の準備 夜中の12時 車で出発
 美濃戸口には AM3時40分到着 八ヶ岳山荘駐車場に車を止め 仮眠を
取る 雪は降っているが 気温は高い 明日が楽しみである

8時に起床し 出発の準備 八ヶ岳山荘で駐車代金の支払いを済ませ 明
日の天気の確認をする 本日は曇りから雪に変わるが 明日は晴れ間が
続くとの事 天気予報と同じである

気分を良くし出発 3時間で赤岳鉱泉に到着 テントを張る 夕方ラジオの
天気予報で 明日は雪が昼過ぎまで残り その後晴れに変わるとの事 ま
たしてもがっかり 山頂からの眺望は 望めそうも無い 結局 翌日早めに
テント場を出発し 雪の中 赤岳山頂に立った その後 天候の回復も無い
まま 硫黄岳までの縦走を終えた  





赤岳鉱泉は 土曜日と言うのに静まり返っている 何時もだと多くの登山者で賑わっているが 今回天幕も少なく 宿泊客も ちらほら見かける程度である 自分としては 少ない方が マイペースで 他の登山者を気にせず登れるので 安心である ここ八ヶ岳は 風は強く 晴天にも なかなか恵まれない 今回もどうやら 山頂からの眺望は期待できそうも無い 雪は降り続き やむ気配は無い 翌日 AM4時40分 早めに出発する 昨夜の雪で新雪が20センチ程あり 新しいトレースも付いていない 一番乗りの様である 出発から約35分 行者小屋地蔵尾根分岐に到着 地蔵尾根方面にはトレースは無く ラッセルする羽目になる しかし一番乗りは楽しいものである 少し大変では有るが 気分は最高 最初の鎖場に差し掛かる頃には 空も白んで来た 雪は多く 鎖場の階段は消え 手すりだけが表面に出ている 森林限界を越え 上層部はコースが消えている為 馬の背まで 一気に直登する 馬の背では 5・6回往復し 後から来る人の為に しっかりしたトレースを付けた 

稜線に出ると 雪は降り続くものの 風は無い コースを外すと 膝下までのラッセルになるが 苦しみながらも 赤岳山頂を踏む 風は無く 気温が高めの為 縦走を決める 5分程で山頂を後にし展望荘まで下る 地蔵の頭より先 雪と視界が無い為 所々膝下までのラッセルになるが 時間オーバーしながらも 横岳 硫黄岳を縦走し無事 赤岳鉱泉に下山する事が出来た 次回は 天気予報をもう少し念入りにチェックし 晴天の日を目指したい



コースと所要時間

2015年03月07日                        1日目 曇り

美濃戸口 8時50分出発 → 美濃戸山荘分岐 9時55分 → 赤岳鉱泉着 12時10分


                                  2日目 雪
テント場出発 4時40分 → 行者小屋地蔵尾根分岐 5時15分 → 地蔵の頭 7時10分 → 赤岳山頂 8時20分

→ 横岳山頂 11時05分 → 硫黄岳山頂 12時50分 → 赤岳鉱泉下山 13時45分

美濃戸口下山 16時40分



1日目  曇り  



美濃戸山荘 登山者は少ない 




赤岳鉱泉 アイスキャンディー



3月に入り最初の休日 想像していたより 登山者は少ない
テント場も 何時もより少なく 久々の雪堀になる



北沢 南沢分岐
9時55分
雪も締まり歩きやすい




2日目  雪  


昨夜から降り続く雪の為 出発時間を早め 4時40分赤岳鉱泉を出発 約35分で 行者
地蔵尾根分岐に到着 約10センチ近い新雪が積もり 本日の入山者は まだいない



今回は 天候は悪く雪になる

出発を早め 5時過ぎ 地蔵尾根分岐に到着





地蔵の頭直下 馬の背に到着 トレースは無い



馬の背は 新雪の為 雪は柔らかく 危険である  後から来る登山者の為
4・5回往復し 雪を固め トレースを付ける 




































地蔵の頭
7時10分
地蔵おの頭到着 雪は
降っている物の 風は
無い 何とか縦走は出来
そうである




地蔵の頭に到着するが 視界は殆ど無い しかし今回は風が無く 気温も高く
縦走出来そうである とりあえず赤岳山頂に立ってから 先を決める事にした




赤岳展望荘に到着







間もなく 赤岳頂上小屋に到着


稜線に出てからは 昨夜から降り続く雪の為 コースを外れると 所々 膝下までのラッセル
する羽目になる 展望荘で 文三郎から来た登山者とすれ違うが 殆どトレースは
残っていない と言うより 視界が悪いため コースを見失うためだ


























赤岳頂上小屋に到着
8時10分
雪も柔らかく 積雪も多い
先程すれ違った登山者
以外 まだ 登山者には
出会わない






雪に埋もれた 赤岳山頂に立つ



山頂には 先ほど文三郎から来た 登山者の トレースが かすかに残っている どうやら今回は
2番目の登頂の用である 雪の止む気配は無いが 風が無い為 縦走することに決め 5分程で
 山頂を後にする





赤岳山頂 
8時20分
雪の為 天候が悪く 視界は
無い 360度の展望は無く 
眺望する事は出来なかった








横岳山頂


地蔵の頭から先は 昨夜降り続いた雪で 膝下までの ラッセルになる所が
所々現れる 通常のコースタイムを大きく遅れ 1時間30分以上かかってしまった





横岳山頂
11時05分
雪は降り続き ガスの為 
視界はゼロ 時間ロスを
しながらも 横岳山頂に
到着した







硫黄岳山頂 


横岳鉱泉からの登山者5・6人と出会う


硫黄岳山頂
12時50分
雪の中 予定より1時間遅れ
で 硫黄岳山頂に到着した

ここまで来ると 赤岳鉱泉
からの多くの登山者と出
会う 天候が悪く どの
ピークからも写真撮影
は出来なかったが 縦走
を終え 安らぎの ひと
時である







赤岳鉱泉テント場に下山


12時30分の下山を予定していたが 1時間遅れの 13時30分であった
回りは 既にテントの撤収を終え 残っているのは 2針のみ 1時間の
休憩を取り 今回の山行を終了した





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