2015年04月11日〜12日 雨から晴れ

updated 2015.04.20

南八ヶ岳縦走  硫黄岳〜横岳〜赤岳 赤岳鉱泉


南八ヶ岳    地図
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硫黄岳 横岳 赤岳 阿弥陀岳への稜線


2015年4月11日〜12日 南八ヶ岳縦走 山行記録




雨の中 美濃戸口を出発 天気予報では 本日は雨 明日は 晴れに恵まれ 絶好の登山日和 と言うのが今回の予想である 今まで何回も 同じ事を考え 入山したが 事ごとく失敗 今年は1月 3月入山しているが やはり天気予報がはずれ 一度も晴天に恵まれていない 本日は雨という事で 登山者は 今の所少ない 美濃戸山荘から先 車道は まだ雪が残り 残雪を歩く事になる 結局赤岳鉱泉まで小雨が続き 止む事は無かった

赤岳鉱泉アイスキャンディーは 氷が緩み 今年の使用は 残り少ない様に思われる 
テント場は まだ 一張りも設営がされていない (結局 この日は 四張り)  トイレに近い所に場所を確保し 設営をする そして小屋に使用料金の支払いと水を汲みに中に入ると 小屋泊り客は そこそこいる様である

明日は早朝出発する予定なので 硫黄岳までのトレースを確認に向かう 樹林帯の中を ヘッドランプを付け 進むのは トレースがないと迷いやすいからである 思った通り 同心との分岐より先は 完全にトレースが消えている 仕方がないので 森林限界に出る手前まで ピストンをし トレースを付ける事にした 何とか トレースも付け 早めに就寝 外はまだ 小雨が降っている



AM3時起床 朝食にレトルトを取り 4時00分 ヘッドランプを付けて出発 雨は止み 星空が現れている 風も無く 絶好の登山日和である 暗闇の樹林帯も 昨日付けたトレースを踏み 森林限界を抜ける 赤岩の頭に到着する頃には すっかり夜も明け 澄み切った空気と 遠くまで見渡せる 絶景である 


稜線に出てからは 時間をかけながら感動を味わい 硫黄岳 (本日の一番乗り) 横岳山頂 (杣添尾根から来た 学生さんとOBの方と出会う) ここで 少し長めの休息を取り 絶景の感動を味わう そして赤岳山頂まで 天候が変わる事無く 360度の展望を眺めながら縦走する事が出来た

最高の一日であった





コースと所要時間

                                     2015年04月11日〜12日


美濃戸口 AM2時45分到着   車中仮眠


11日  

美濃戸口 八ヶ岳山荘出発
9時00分 → 美濃戸山荘10時00分 → 赤岳鉱泉着12時00分



12日 曇り後晴れ

テント場出発
4時00分 → 赤岩の頭 5時40   硫黄岳山頂 6時15分

山頂出発
6時25分 → 硫黄岳着 7時50分 〜 8時15分

地蔵の頭
 9時15分 → 赤岳山頂 10時15分

赤岳山頂発 10時25分 → 行者小屋地蔵尾根分岐 11時20分 → 赤岳鉱泉着 11時40分

赤岳鉱泉出発 13時00分 → 美濃戸口下山 14時35分



        美濃戸口 より 赤岳鉱泉       登り  3時間00分
        赤岳鉱泉 より 美濃戸口       下り  1時間35分

        赤岳鉱泉 〜 硫黄岳   2時間15分
        硫黄岳   〜 横岳山頂 1時間25分
        横岳山頂 〜 地蔵の頭 1時間00分
        地蔵の頭 〜 赤岳山頂 1時間00分
        赤岳山頂 〜 赤岳鉱泉 1時間15分

       赤岳鉱泉から 硫黄岳 横岳 赤岳 赤岳鉱泉 全所要時間 (休憩を含む)  7時間40分





1日目             美濃戸口 〜 赤岳鉱泉





美濃戸山荘






赤岳鉱泉 アイスキャンディー 









美濃戸山荘 分岐
10時00分出発
4月に入り 一気に雪も溶け 
残雪の美濃戸山荘 














赤岳鉱泉テント場
本日は天候も悪く テント場には まだ 設営は一張りのみ



2日目  赤岳鉱泉 硫黄岳〜横岳〜赤岳 赤岳鉱泉


赤岩の頭から硫黄岳を望む


赤岩の頭
5時40分到着
風もなく晴天に恵まれ絶景である



硫黄岳からの眺望 横岳 赤岳 阿弥陀岳 素晴らしい




硫黄岳から眺める 横岳への稜線








硫黄岳山頂
6時15分着
トレースも消え 本日一番乗りである





硫黄岳



残雪の横岳



横岳山頂から眺める 赤岳 阿弥陀岳


横岳山頂
7時50分到着
出発から約3時間50分 横岳山頂に到着した 気分良く 大休息  




赤岳展望荘





赤岳展望荘から 赤岳山頂への最後の登り

地蔵の頭
9時15分到着
地蔵の頭 赤岳をピストンする 登山者の 分岐点である


赤岳頂上小屋から 赤岳山頂を 眺める




残雪の  赤岳山頂 



出発から6時間15分 赤岳山頂に到着 天候も良く 360度の眺望に感動した


1月 3月の山行では 天候が悪く 展望は出来なかった 今年初めての好天である


今回 赤岩の頭から稜線に 出たが 風も無く 晴天の為 硫黄岳から赤岳まで
遠く映し出される南 中 北アルプスを 眺めながらの縦走 最高の山行であった












赤岳頂上小屋
10時10分到着



赤岳頂上
10時15分到着








山頂からの眺望  



行者小屋 地蔵尾根分岐  今回登山者は少なく 設営は少ない



赤岳鉱に下山 天候は良く 絶景を楽しみながら 無事縦走を終える事が出来た




行者 地蔵尾根分岐
11時20分到着
赤岳鉱泉まで もう一息




硫黄岳〜赤岳地図 拡大する



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