美濃戸口〜美濃戸山荘〜赤岳鉱泉〜行者小屋(地蔵尾根)〜赤岳山頂
横岳山頂〜硫黄岳山頂〜赤岳鉱泉〜美濃戸口下山

    美濃戸口 〜赤岳鉱泉 〜地蔵尾根 赤岳〜 横岳〜硫黄岳 縦走
日程
2015年03月07日(土)〜08日(日)
 1日目:曇り
 2日目:雪
 
宿泊
1日目:赤岳鉱泉 テント場
2日目:下山
 
山名
南八ヶ岳
山域
八ヶ岳連峰
入下山
美濃戸口/美濃戸口
歩行時間
14時間10分
南八ヶ岳
赤岳
横岳
硫黄岳
(03月06)
東京 車で23時00分出発
(03月/07日)
美濃戸口駐車場
AM3時40分着    
出発8時50分→美濃戸山荘着9時55分→赤岳鉱泉12時05分 

(03月/08日) 
テント場発4時40分 → 行者小屋着5時15分 → 地蔵の頭着7時10分 → 赤岳山頂着8時20分
横岳山頂着1時05分 → 硫黄岳山頂着12時50分 → 赤岳鉱泉着13時45分    

美濃戸口下山

1日目





8時50分


9時55分











12時05分









昨夜11時50分東京を出発し 美濃戸口 AM3時40分に到着した 駐車場には5台しか 止められていない  今回は静かな 山行に
なりそうである
今日は アプローチは短く 赤岳鉱泉までなので 約3時間 出発は9時と決め ゆっくり睡眠を取ることにした


八つガ岳山荘に 駐車代金を払い 登山届けを提出 出発をした
出発し 最初の下り坂で凍結し 膝を痛めているため 早めにアイゼンを付けての 歩行に切り替えた

美濃戸山荘 北沢 南沢分岐に到着
まばらに登山者を見かけるものの 今回は 入山者は少ない 

分岐を左側に 赤岳鉱泉に向かう 車道終点手前 1キロぐらいに差し掛かった頃 赤岳山荘の四輪駆動車が 追い越していく 中

には登山者らしき人が 4・人乗っている どうやら宿泊すると 最終地点まで 回送して頂ける見たいである  車道終点で 約10分

休息を取り最後の登りに入っていく 天候が良ければ最高の風景が見られる所だが 今回はガスがかかり 周りを見渡す事が出来

ない 


美濃戸口より 約3時間10分で 赤岳鉱泉に到着した
赤岳鉱泉は この時期名物のアイスキャンディー が作られ クライミングの 訓練が行われていた 早速テントを設営するため ト

イレに近いところに 場所を確保 今回雪が多く 約30センチ 雪堀を行い 40分近くかけて 天幕を立てる 今回テントは10張りは

立っていない様である 

天候は回復せず 曇り そして雪に変わる その後も 降り続き 一晩中降り続く事になる
2日目
3時30分





4時40分





5時15分











7時10分









8時20分















11時05分









12時50分





13時45分


16時40分


起床
今回は十分な睡眠を取ることが出来た 目が覚ると テントはかなり雪に埋もれ 一晩中 雪が降り続いたことが分かる しかし気温

は予測していたよりも暖かく そして風も無い 縦走は 赤岳山頂で決める事にし 早めに出発した


暗闇の中ヘッドランプを付け出発
新雪の為 トレースは 有る物のかなり消えている 本日はまだ 誰も出発をしていなく 一番乗りの様である 新雪を踏み締め 行者

小屋へ向かう 気温が高めの為 珍しく 足 手 両方とも 暖かく 凍傷を心配することも無い


行者小屋地蔵尾根分岐到着
テント場から約35分で到着した 地蔵尾根ルートには まだ入山者は無く 新雪をふみ トレースを付ける事になる 気持ちの良い歩

行である 最初の鎖場に到着すること 暑さの為 一枚カワハギする事にし ジャケットを脱ぐ (後で気が付くが その時 ヘッドラン

プを落としてしまった様 不覚である)  階段も消え 手摺りだけが 表面に出ている 森林限界を越え 上層部に差し掛かると 雪も

締まり コースは消えている 馬の背まで直登 後から来る登山者の為に 馬の背を4・5回往復し トレースをしっかり付ける 頭の

部分も払いのけ 雪固め 


地蔵の頭到着
雪は降り続くが 風は無く気温は高い 稜線は完全にトレースは消え コースを外すと 膝下までの ラッセルになる 体力を失う為

しっかり コースを確認 赤岳山頂を目指す 途中 文三郎から登頂したと言う単独登山者と出会う 彼が一番乗りの様である 縦走

をするとの事であった  展望荘から 山頂直下の登りには 先程の登山者のトレースを 見付けることが出来ない 視界も無く コー

ス修正が難しい 苦戦しながらも 赤岳山頂に到着


赤岳山頂到着
頂上小屋から山頂までの約5メートル 小さな雪庇になり 危険である 先程の登山者は 何処を歩いたのだろう 仕方がないので 

頭をピッケルでかき払い 雪固め 何とかトレースを付ける 山頂は雪とガスの為視界は無い 写真を収め 縦走を決め 約5分程 

留まり 横岳へ向け山頂を後にする 

展望荘への下り 地蔵尾根から登って来た 5・6人の登山者と出会う 地蔵尾根から先 縦走者を発見することは出来ない  雪深く

 コースを外すと やはり膝下まで沈んでしまう かすかにトレースが残っている為 忠実に後を踏む 最初の登り上層部を 見渡す

と 夏場の鎖が確認できる 一気に直登し 鎖の地点まで登り切る その後 硫黄岳から縦走している3人の登山者と出会う その後

は トレースも確認でき 一気に気持ちも楽になる 


横岳山頂到着
山頂で今回はじめての休息 体力を温存する為 行動食を取る すると 雪の中にいきなり人が現れ 横岳標識に ビレー 小同心

からのクライマーである 話を聞くと クライミングと言うよりも ラッセルをしている様だとの事であった かなりの積雪の様である

15分程休息を取り 最後の硫黄岳に向かう その後は 特に危険箇所なく 硫黄岳まで 時間をかけ縦走  ただ硫黄岳石室までの

下りでは 広い斜面の為 雪とガスの為 周囲を見渡せず 何回も コースを踏み外し 膝下までの ラッセルになる


硫黄岳山頂到着
山頂では 赤岳鉱泉から登って来た登山者5・6人と出会う ここで縦走は終わりかと思うと 残念である 視界が悪く 眺望も無く 

山頂からの感動も 味わうことがなく 終わってしまった  しかしこの次は予報を綿密確認し 出直したいと思う


赤岳鉱泉下山


美濃戸口下山

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