2日目 |
3時30分
4時40分
5時15分
7時10分
8時20分
11時05分
12時50分
13時45分
16時40分
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起床
今回は十分な睡眠を取ることが出来た 目が覚ると テントはかなり雪に埋もれ 一晩中 雪が降り続いたことが分かる しかし気温
は予測していたよりも暖かく そして風も無い 縦走は 赤岳山頂で決める事にし 早めに出発した
暗闇の中ヘッドランプを付け出発
新雪の為 トレースは 有る物のかなり消えている 本日はまだ 誰も出発をしていなく 一番乗りの様である 新雪を踏み締め 行者
小屋へ向かう 気温が高めの為 珍しく 足 手 両方とも 暖かく 凍傷を心配することも無い
行者小屋地蔵尾根分岐到着
テント場から約35分で到着した 地蔵尾根ルートには まだ入山者は無く 新雪をふみ トレースを付ける事になる 気持ちの良い歩
行である 最初の鎖場に到着すること 暑さの為 一枚カワハギする事にし ジャケットを脱ぐ (後で気が付くが その時 ヘッドラン
プを落としてしまった様 不覚である) 階段も消え 手摺りだけが 表面に出ている 森林限界を越え 上層部に差し掛かると 雪も
締まり コースは消えている 馬の背まで直登 後から来る登山者の為に 馬の背を4・5回往復し トレースをしっかり付ける 頭の
部分も払いのけ 雪固め
地蔵の頭到着
雪は降り続くが 風は無く気温は高い 稜線は完全にトレースは消え コースを外すと 膝下までの ラッセルになる 体力を失う為
しっかり コースを確認 赤岳山頂を目指す 途中 文三郎から登頂したと言う単独登山者と出会う 彼が一番乗りの様である 縦走
をするとの事であった 展望荘から 山頂直下の登りには 先程の登山者のトレースを 見付けることが出来ない 視界も無く コー
ス修正が難しい 苦戦しながらも 赤岳山頂に到着
赤岳山頂到着
頂上小屋から山頂までの約5メートル 小さな雪庇になり 危険である 先程の登山者は 何処を歩いたのだろう 仕方がないので
頭をピッケルでかき払い 雪固め 何とかトレースを付ける 山頂は雪とガスの為視界は無い 写真を収め 縦走を決め 約5分程
留まり 横岳へ向け山頂を後にする
展望荘への下り 地蔵尾根から登って来た 5・6人の登山者と出会う 地蔵尾根から先 縦走者を発見することは出来ない 雪深く
コースを外すと やはり膝下まで沈んでしまう かすかにトレースが残っている為 忠実に後を踏む 最初の登り上層部を 見渡す
と 夏場の鎖が確認できる 一気に直登し 鎖の地点まで登り切る その後 硫黄岳から縦走している3人の登山者と出会う その後
は トレースも確認でき 一気に気持ちも楽になる
横岳山頂到着
山頂で今回はじめての休息 体力を温存する為 行動食を取る すると 雪の中にいきなり人が現れ 横岳標識に ビレー 小同心
からのクライマーである 話を聞くと クライミングと言うよりも ラッセルをしている様だとの事であった かなりの積雪の様である
15分程休息を取り 最後の硫黄岳に向かう その後は 特に危険箇所なく 硫黄岳まで 時間をかけ縦走 ただ硫黄岳石室までの
下りでは 広い斜面の為 雪とガスの為 周囲を見渡せず 何回も コースを踏み外し 膝下までの ラッセルになる
硫黄岳山頂到着
山頂では 赤岳鉱泉から登って来た登山者5・6人と出会う ここで縦走は終わりかと思うと 残念である 視界が悪く 眺望も無く
山頂からの感動も 味わうことがなく 終わってしまった しかしこの次は予報を綿密確認し 出直したいと思う
赤岳鉱泉下山
美濃戸口下山
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