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2014年年06月14日〜16日
毎年 この時期は剱岳山行を計画している 剣沢から見上げる剱岳 山頂から見渡す360度の展望 長次郎谷から見上げる八つ峰 特に
源次郎尾根から見上げる本峰剱岳は 目の奥に焼き付いて忘れる事は出来ない 今回は 源次郎も視野に入れ 50メートルロープを持参
したが 結局は長次郎谷(左俣)から山頂を目指す事になり ロープを使う事はなかった
梅雨に入り 天候は悪く 昨日まで雨が続いた 天気予報で 14日は曇り 15日 16日は晴れとの事で 山行を1週間早め ここ室堂に到着した
人出は少なく 静かな剱岳を楽しめそうである 雷鳥沢からは 単独行男性と 同じコースになり 抜きつ抜かれつで 剣沢まで 同行した
単独行の男性は この時期の剱岳は初めてで 想像していたよりも登山者が少なく 心細かったとの事である 私は毎年この時期に訪れるが
たいてい 2・3人ですよと 答えた 長次郎谷は 初めてと言う事なので 時間が合えば案内する事にした
剣沢に着く頃には 風が強まり 10メートル以上は 吹き荒れている
設営には時間はかかったが 何とかテントを張ることが出来た 後は テントに入り 中から飛ばされない様に 体で押えた耐え抜く 何度も
張り綱の確認のため 出入りした為 殆ど睡眠が取れず 朝を迎えることになる
計画していた出発時間を過ぎても 一向に風が弱まる気配は無い 一旦は登山の中止を決めたが 4時45分頃単独行の男性が出発 そして
風は止んだ 気分も一転し 計画より2時間遅れではあるが 長次郎谷(左俣)からの山頂を目指し出発した
雪渓の雪質は良好で アイゼンが気持ち良く突き刺さる 40分程で 長次郎谷出会いに到着 先発した男性は 長次郎谷を通過し 200メートル
程下ってしまった様である 後に間違いに気付き 遅れて合流
長次郎谷は 最初は緩やかね傾斜であるが 熊の岩を過ぎ 長次郎上層部に かかると一気に傾斜はキツクなる この辺りから源次郎尾根U峰
懸垂下降地点を見下ろすと 今年はまだ 多くの積雪が残っている 本日クライマーの姿は確認できず 取り付いていない様である 反対側には
八つ峰 大きく迫り迫力がある 長次郎から見上げる景観は最高である 感動を味わいなが登っいると 気が付けば 長次郎谷コルに到着 展望が
良く 表現できない素晴らしい景観に 感激 疲れは一気に消えていく
少し素晴らしい景観を楽しみ 後は目の前の岩場を乗り越え 山頂を目指す
10時20分 剱岳山頂に到着 昨日の風が嘘の様に無風である
空は完全に晴れ渡り 360度の展望 五竜岳 鹿島槍ヶ岳 針の木 立山三山 そして遠く槍ヶ岳 素晴らしい景観
今年も山頂に立つことが出来ました
来年6月は 源次郎尾根からの登頂を頭に浮かべ カニのヨコバエから 平蔵のコルへ下った
下山は 平蔵谷より 剣沢出会いまで シリセードで 一気に下る
そして 長い登り返し
14時30分 テント場到着 長い一日が終了した
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コースと所要時間
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2014年6月14日 1日目
扇沢駅 7時30分出発 → 室堂 9時30
室堂 9時40分出発 → 雷鳥沢取付き着 10時30分 → 剣御前小屋着 12時40分 → 剣沢小屋着 13時45分
6月15日 2日目
テント場出発 5時15分 → 長次郎谷出会着 5時45分 → 熊の岩着 7時50分 → 長次郎コル着 9時20分
コル出発 9時40分 → 剱岳山頂着 10時20分
下山
山頂出発 10時45分 → 平蔵のコル着 11時35分 → 剣沢平蔵谷出会着 12時15分 → テント場着 14時30分
6月16日 3日目
テント場出発 4時45分 → 剣御前小屋着 5時35分 → 雷鳥沢取付着 6時25分 → 室堂着 7時55分
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1日目 晴れ |
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室堂〜 雷鳥沢〜 剣沢 テント |
ぶらり山旅 コースタイム |
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これから登る 雷鳥沢 積雪も多く ルートの確認 |
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剣沢 剣御前小屋から約30分 剣沢テント場到着 |
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室堂出発
剣御前小屋
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剣御前小屋 |
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2日目 晴れ |
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剣沢 〜 長次郎谷 〜 剱岳 〜 平蔵谷 テント |
ぶらり山旅 コースタイム |
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午前5時 山頂目指して出発 |
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剣沢テント場出発
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・剣沢テント場・ |
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剣沢平蔵谷 分岐 |
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平蔵谷出会い
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・源次郎尾根取り付き地点・ |
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長次郎谷分岐 |
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間もなく熊の岩 |
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長次郎谷 左俣 |
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熊の岩
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長次郎谷右股 |
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熊の岩から望む 源次郎尾根U峰 下降地点 |
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源次郎尾根U峰 |
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間もなく長次郎のコル |
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長次郎コルから長次郎谷を振り返る |
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長次郎のコル
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長次郎コルから見上げる
ここを越えると
剱岳山頂である |
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剱岳山頂に到着 |
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剱岳山頂
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剱岳山頂にて |
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剱岳山頂からの展望 立山三山 |
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平蔵のコル
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下山は平蔵谷から |
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テント場下山
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3日目 晴れ |
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剣沢 〜 雷鳥沢 〜 室堂 下山 |
ぶらり山旅 コースタイム |
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剱岳 この時期の剱岳は 多くのルートを選択出来 新鮮な感動を味わう事が出来る |
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2014年 6月 天候にも恵まれ今年も 何とか剱岳の山頂を踏むことが出来た 長次郎谷の雪渓も 良好で 最高の登山であった
途中何度も 振り返り 後方に聳え立つ山々 日本アルプスに浸れるひと時 この場に立たなければ 味わえない 感動である
疲れなど吹き飛び 山頂まで快適な山行を楽しむことが出来た
さあ 来年は 源次郎尾根からの登攀を楽しみたい
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