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updated 2012.07.10
 
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  tr 2012.06.2324 2日間)  前剣にて断念中止   周辺地図

 室堂〜雷鳥沢〜剣御前〜剣沢 (テント泊) 別山尾根 (平蔵谷変更)剣岳山頂〜平蔵谷〜剣沢沢     動画





2012年06月23日

 今回5月下旬から6月上旬にかけて 剣岳を 計画し 準備をして来たが 天候不順の為 延期していた 6月中旬になり 梅雨期間に入り 
今年はあきらめていたが 下旬に チャンスが訪れ 梅雨の間の晴れ間を利用して 剣岳に入山した 今回の登頂ルートは 平蔵谷から
に決めていたが 剣沢小屋に電話し雪の状態を確認した所 今年は雨が少なく 雪が固まらないとの事 そのため ひざ上までの ラッセル
があるかもしれないとの事で 気持ちが揺らいでしまったが とりあえずこの時期に安全なルートであるの 平蔵谷からの登頂を目指すことにした


6月23日 室堂は すでに観光客で賑わっていた アルペンルートを利用しての トレッキングである とりあえず 朝食に 持参したおにぎりで腹
ごしらえ そして 山岳警備隊へ剣岳への 入山届け これだけは怠ってはいけない そして山小屋の確認 剣御前だけは 開業しているようである
その他注意事項を確認  いよいよ剣沢へ向けて出発する 雷鳥沢取り付きに到着すると 人はまばらになり 沢では登山者は確認できない
まず 下から剣御前小屋 を確認し登って行くルートを 頭に記憶する 沢の真ん中を選んで 登り開始した 

剣御前小屋にかなり遅れて到着 まず小屋で 剣沢の情報を聞く    今のところ剣沢には 一張りもテントはないとの事 平蔵谷は デブリ
と ブロック 落石で 注意が必要との事 それに比べ 長次郎谷は ベストコンディションであるとの事 心が揺らいでしまった 剣沢で考える
事にし 出発する

剣沢は情報通り テントは立っていない まず設営場所を確保し この素晴らしい 剣の風景を満喫する事にした この場に来た者だけが
味わえる感動である 素晴らしい

夕食を作って居る所に 3人のパーティーが 到着した 色々話を聞くことにし 声をかけて見た 3人は 明日は源次郎尾根から 登頂し 平蔵谷
経由で下山するとの事 またしても 心が揺らいでしまった 50メートルロープも持参すいているので 源次郎の方が安全かもしれない しかし
この場から見える上層部の雪渓 雪も多く かなり 危険である あれをどう越えるか また心が揺らぐ 

結局 別山尾根を 越えて 山頂を目指すことにした 下山は 平蔵谷である 剣沢からの 登り返しが キツイガ 安全第一である

24日 4時出発 剣山荘までは トレースが 付いているが その先は トレースがない 雪も多く 一服剣まで 1時間 そして その先 前剣の
壁で てこずり 1時間 テント場を出て 前剣まで 2時間も かかってしまった このまま 山頂までは 行けると思うが 雪の状態と 下山ルート 
そして体力の事を考え 今回は 断念することにした 5月のジャンダルも・奥穂高岳に続いて 2回目である 安全第一 来年また 来ます

テント場に着く頃 2パーティーが 剣沢を 下っていった 





室堂で 山岳警備隊に入山届けを提出し 注意事項を確認し 剣岳を目指して出発した 建物の外に出ると 激しいイオウの臭い 鼻をつく 
あたりはまだ 雪も多く 至る所で コースの修復に追われている スローペースで 雷鳥沢を目指すが 雷鳥を確認する事は出来なかった



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雷鳥沢テント場近くから 別山乗越 (剣御前小屋)を確認 目視で ルートを決る


雷鳥沢テント場場を過ぎ いよいよ 沢の登りである 剣御前小屋は 上部に見えているが 登山者の姿は確認できない 先ほど テント場で
 本日の沢の状況を尋ねた際3・4人は 登って行ったと言う事である とりあえず目視で 決めたルートの登りを開始した 雪は 柔らかく 
キックステップでも かなり膝に 負担がかかってしまう 途中で アイゼンを装着して 再び登り開始




 アイゼンを装着するが ペースは上がらず 3時間近く
を費やし 剣御前小屋に到着した 

小屋から 雷鳥沢を振り返ると 下の方に 5・6人の 登山者が確認できた

 




雷鳥沢取り付きより 約3時間 剣御前小屋に到着 7月の山開きに向けて 荷揚げの最中である 小屋は このあたりで
唯一の開業を行っている 主に この時期は 雄山からの縦走 そして山岳スキーの 利用客が殆どでる  先ほども 朝一番で
剣沢を長次郎出会いまで 滑走をし 戻って来た人と話を交わした 剣沢にはテントは 一張りもなく 平蔵谷は デブリと 落石で
危険のようである それに比べ 長次郎谷は 雪のコンディションは よさそうで そちらを進められた その後の 小屋での 情報
でも 同じ事を アドバイスされた





剣沢テント場 入山者はなく 最高の指定席で 剣岳を独り占め








            2日目               晴れ

AM3時起床 平蔵谷ルートをあきらめ 別山尾根ルートからの登頂に変更した
前剣の先のトラバースや 後ろ向き下降など 雪の状態が分からないので
50メートルロープと ハーネス 捨て縄3本程 ザックに詰め込み
出発の準備をした



24日 AM4時 平蔵谷を あきらめ 別山尾根経由で 剣岳山頂目指して出発した


剣山荘





AM5時 一服剣 に到着 剣沢テント場を 振り返る                  バックは前剣の壁


前剣岳 
目も前に現れた前剣の壁は アイスバーン状態で 危険である



前剣岳の取り付き  急登の壁
滑落に注意し 登攀開始 雪は硬く ダブルアックスが欲しいところである




前剣の壁上層部 まもなく ピークであるが 少し体調が 悪く 下山の危険性を考え ここで断念することにした
下山は さらに危険である





まだAM6時であるが 天候が良く 気温は徐々に高くなる 帰りの 平蔵谷 は 昨日得た情報で 落石が 多く危険である
との事 また 剣沢出会いからの 登り返しを考えても 体力的に不安である 来年また 来ます という事で 残念ではあるが
ここで断念し 剣沢へ 下山した


断念中止


梅雨の合間 静かな剣岳 山頂は断念したが 天候に恵まれ 素晴らしい 剣岳の景観に満喫した








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