1日目 |
6時30
7時30分
9時15分
9時45分
10時30分
13時30分
14時30分
19時00分
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東京発 23時00分発 一般道経由 扇沢着 4時00分着 ターミナルには無料駐車場は無くなり 全て有料に変わっていた
仕方なく少し下った所にある 村営駐車場に入ると まだ ここは 有料にはなっていなかった
車内で2時330分程仮眠を取る
車の中で出発の準備をする かなり荷物があるので少し手間取ってしまったが どうにか ザックに荷物を収めることができた
始発の黒部ダム行きのトロリーバスに乗り込むことが出来た 梅雨の合間の 土曜日なので 乗客は 少ないと思っていたが
想像以上に 人では 多く ザックの置き場に 注意をはらう
室堂に到着
まず山岳警備隊に 剱岳への入山届けを提出し 注意事項を確認する 山小屋は 剣御前小屋しか 営業をしていないとの事で
全て事故責任で入山しなけれ いけない
室堂出発
ターミナルから 外に出ると まだ雪は多く 山々は雪景色である トレッキングの 人 写真撮影の人 ここ 立山は 多くの観光
客で にぎわっていた ゆっくり 時間をかけ 雷鳥沢を 目指したが 途中地獄谷近くでは 硫黄の臭いが強く 息苦しい そして
雷鳥沢テント場が 近づくと 雪は深くなり 足を取られてしまう スリップに注意しながら 下って行き テント場で 本日の 雷鳥
沢の 情報を得る 本日 3人ほどの登山者が 沢に 入って行ったとこの事であるが 目視では確認できない
雷鳥沢分岐に 到着するが 橋は壊れ 川を渡る事が出来ない 川の手前は 雪が割れ 乗り越えられない しばらくすると 一人の
登山者が やはり 渡れなく 場所を探していた 話を聞くと 1時間近く 迷っているとの事 そして 登って行った人がいるのだから
何処かにあるはずとの事で 二人で探した どうしても見つからなく 危険では有るが 亀裂の狭いところを 転落しないよう 飛び越える
事にした 何とか 渡る事ができ 沢に取り付く事が出来た (上から見ると かなり大きく迂回するが 通行できる場所が確認できる)
沢に入り 約30分 雪が柔らかく スリップぎみの為 足に負担が多く ここは アイゼンを付けて 再度 登り始める 時間はかかるが
負担は少なくなり 体力が 少し回復した 通常より 1時間程 遅れているが 何とか 稜線近くまでたどり着くことが出来た
振り返ると 下のほうに 4・5人の 登山者が 確認できた
剣御前小屋到着
天候は良く晴天である とりあえず小屋で剣沢の 情報を聞く 本日剣沢には テントは 一張りも無く入山者は いないとの事である
また今回予定している登頂ルートである 平蔵谷の情報を 確認する 一週間前の確認では 雪が柔らかく膝まで 雪は入るとの事
であったが今は あまり気にする事は無い 現在は 気温が上がり デブリ と ブロック等 落石の危険性があり 注意が必要との事
それに比べ 長次郎谷は 雪質も良く 安定しているとの事 などから 長次郎を進められた ちょうど その時 早朝長次郎まで 滑
走した と言うスキーヤーが帰ってきた 早速話を聞くと やはり平蔵谷は 入り口は 雪が真っ黒になり デブリも 多く ブロックが
落ちているとの事 やはり長次郎を進められた しかし長次郎は 入山経験が無く 早朝の 暗闇で 分岐が 分かるかどうか不安で
ある それと 剣沢からだと 5時間以上かかるとの事である この情報を頭に叩き込み 剣沢へ 向けて出発した
剣沢には 剣御前小屋から 約20分で 到着した 途中天候が良い為 大きな岩の 落石が 何回か確認できた 先程の情報が 頭
から離れない
剣沢には テントが一張りも無く 本日の入山者は 私一人である 目の前の剱岳は 最高の景観で映し出される こ
の感動が何度も 山に呼び寄せるのである 今 この広い剣沢を 独り占めに出来 大変満足している この喜びは この場に居た者
だけが 味わえる 感動である
夕方 食事の準備をしている頃 3人のパーティーが 到着した テントの設営を終えた頃 声をかけた 明日の予定を聞き 自分の
情報も交換した 彼らは 源次郎尾根からの 登頂と言うことである こちらは 平蔵谷からの登頂を目指す予定だと話すと 彼らも同
じ情報を 得たらしく 長次郎に変更するか悩んでいつとの事であった ここから見上げる源次郎の 上層部 雪も多く 危険である
その後 私は ルートの 変更を決めた 登りは 少し危険では有るが 別山尾根 経由で 剱岳山頂を目指す事にした 別山尾根は
前剣の壁と 後ろ向き下降が 難所である 山頂直下は 登山者が少ないので カニのヨコバイからの 登り 下りは カニのタテバ
イを 懸垂下降で下る事を計画した 下山は 平蔵谷をシリセードで下る事にきめた ただ 平蔵谷は 剣沢分岐からの 折り返しが
キツイ登りになるので 覚悟が必要である
シュラフにもぐり込む
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