2011年10月9日〜12日 (4日間)

蝶ケ岳 常念岳  大天井岳 槍ヶ岳 縦走  上高地入山
東鎌尾根
コース地図
槍ヶ岳 東鎌尾根

上高地より入山 徳沢園裏手より長い 長堀尾根を 登ると蝶ケ岳ヒュッテに到着する 約4時間の キツイ登り坂である 稜線に飛び出ると 穂高連峰 槍ヶ岳の 風景が目に飛び込み 今までの疲れも一気に吹き飛ぶことであろう 目指す槍ヶ岳は 遥か 遠くに 映し出されている 

ここで1泊し 次の目的地は 大天井岳である 出来るだけ早く出発し かなりキツイ常念岳の登りに耐え抜き山頂に立つ 振り返ると はるか遠くに蝶ケ岳を望む事が出来る 山頂を後にし 足場の悪いザラバを 下ると 約4〜50分で 常念小屋である

次に今日の宿泊地大天井岳の裾にある大天荘を目指す こからは 明日が平日と言う事もあて ほとんど人とすれ違うことはない

常念小屋から約3時間で 大天荘に到着するが テント申し込みは私一人であった最終的には 3人で 明日の槍ヶ岳方面は 私一人のようである

夜中かなり強い西風が吹き 睡眠をとることが出来なかった 何度も外に出 紐の張り直しをする
 翌朝は風も闇 暗闇の中 ヘッドランプを付けて槍ヶ岳を目指した
ヒュッテ大槍より 槍ヶ岳を望む
槍ヶ岳 東鎌尾根 稜線歩きを楽しみながら燕岳から槍ヶ岳をめざす縦走路は、「表銀座縦走コース」や「アルプス銀座」などと呼ばれる人気のコースで、多くの登山ガイド本などで2泊3日程度のコースとして紹介されている[1][2]中部山岳国立公園内のルートである。下山ルートとしては、槍沢から上高地へ至るルートや飛騨沢から新穂高温泉へ至るルートなどがある

東鎌尾根コースは、表銀座ともいわれ北アルプスで有名なコースであるが、来ればわかる 確か に北アルプスを楽しむ最高のコースの一つであろう。 大天井ヒュッテを越え ビックリ平 を過ぎれば あとは ヒュッテ西岳まで 日本アルプスすべてを見渡せると言っても過言ではない、
槍ヶ岳に登るには断然東鎌尾根コースを勧めたい気がする



2011年 10月


穂高連峰 前穂高岳 奥穂高岳 涸沢岳 北穂高岳 大キレット

左に南岳 大喰岳 中央槍ヶ岳 中央右 西岳

大天井岳 東大天井岳 常念岳

上高地バスターミナル
6時10分
三連休の中日 上高地は登山者で賑わっている
AM 6時20分
初日の目的地 蝶ケ岳
目指して出発




コースと所要時間

2011年10月9日                        1日目 晴れ

沢渡 5時40分 → 上高地6時10分

出発6時25分 → 明神館7時10分 → 徳沢園7時50分 → 長堀山11時10分 → 蝶ケ岳ヒュッテ → 12時10分

                                  2日目 晴れ
テント場出発5時30分 → 蝶槍山頂山頂 6時00分到着 → 常念岳山頂 8時55分 → 常念小屋9時50分

時102分出発 → 東大天井岳肩 12時18分 → 大天井 大天荘着13時20分

                                  3日目 曇り

テント場5時30分出発 → ヒュッテ大天井着6時00分 → ビックリ平6時33分 → ヒュッテ西岳

水俣乗越着8時55分 → 東鎌尾根 → ヒュッテ大槍着11時05分 → 槍ヶ岳山荘着12時05分

                        槍ヶ岳山頂着 12時40分 10分留まる

槍ヶ岳山荘下山13時05分 → 槍沢大曲 14時47分 → ババ平着15時10分  最終テント泊

                                  4日目 晴れ

6時起床 7時00分 下山開始 → 槍沢ロッジ7時25分 → 横尾山荘 8時37分 → 徳沢園赤9時34分

明神館101時33分 → 上高地11時25分着

1日目       上高地 〜 徳沢園 〜 蝶が岳  (晴れ)

早朝にも関わらす
河童橋は 観光客で
賑わっている
河童橋からの焼岳 朝日が当たって美しいい





徳沢園 長堀尾根入山口



上高地バスターミナルを出発し河童橋までは約5分 まだ AM7時前だと言うのに 橋の上は観光客で賑わっていた 3連休の中日と言う事もあり ふだんより 多くの人であふれてい 天候も良く 橋の上からは 焼岳も 朝日に照らされ より赤く感じられ 写真を撮るには最高の撮影ポイントである


明神館
AM 7時10分着
上高地から約50分で到着 
休憩なしで 通過する



徳沢園
AM 7時50分着
約10分の休憩をとり
 スパッツを付け出発する

徳沢園より3時間55分で 樹林帯を抜け 稜線へ
視界には穂高連峰と 槍ヶ岳が 映し出される




蝶ケ岳より槍ヶ岳を望む





テント場からの常念岳





蝶ケ岳山頂




常念岳と 蝶ケ岳ヒュッテ


徳沢園でスパッツを付け 長い長い長堀尾根へと 入って行く 3時間30分近く 樹林帯の急坂を登らなければならない 周りの景色は殆ど見えなく 辛い登りである ここを耐え抜くと 一気に視界が広がり 雄大な穂高連峰が目の前に飛び込んでくる 正面に 涸沢から続く穂高岳 そして 右方向には マッターホルンを 思わせる 槍ヶ岳 感動と その喜びは ここまでの疲れを吹き飛ばしてくれることだろう







長堀山
11時10分到着 
長い長い長堀尾根を越え
約3時間10分で 
長堀山に到着



























蝶ケ岳ヒュッテ テント場
12時10分到着
3連休中日で人では多く
後にテント場は 満杯になる




2日目       蝶が岳 〜常念岳〜 大天井岳 (晴れ)

蝶ケ岳 → 常念岳 → 常念小屋 → 横通岳 → 大天井岳



本日通過する 右手常念岳と 宿泊地 大天井岳





AM5時暗闇の中 出発の準備をする 早朝の穂高連峰 槍ヶ岳



5時20分風は少しあるが 本日の目的地 大天井岳の大天荘を 目指して出発する
前前回は 体長が悪く 常念小屋まで5時間もかかってしまった
今回は 体長も良く また天候にも恵まれ 4時間ぐらいを目指している






蝶ケ岳ヒュッテ

小屋は満杯のようである 
登山ブームも重なり 
人人人で寝る場所も
なさそうである
たぶんまともには 
横になれないようである

日帰りの登山者も多く
小屋は大繁盛




手前小さなピーク 蝶槍
その奥 常念岳


蝶槍山頂より 槍ヶ岳を望む


1990年頃まではここを 蝶ケ岳山頂と呼んでいた
今では蝶ケ岳ヒュッテ麓が蝶ケ岳山頂と 認識されている





常念岳   山頂までの登りは かなりキツ 登山者泣かせである


蝶槍山頂
6時00分着
1990年頃までは この
蝶槍が 蝶ケ岳山頂と
されていた
私は知らなかったが
今は 蝶ケ岳ヒュッテそばの
長堀の頭に蝶ケ岳山頂
の標識が立っている


常念岳山頂からの槍ヶ岳 山頂からの横通岳









常念岳山頂からの槍ヶ岳 穂高連峰















常念小屋からの
穂高連峰











常念岳山頂
8時55分着
山頂は 立つ場所がないほど
人人人の山である 穂高連峰が一望でき 人気スポットの 一つである


















常念小屋
9時50分着
蝶ケ岳より4時間30分で到着
予定通りの コースタイムである 本日の行程の半分にあたり
約20分休憩をする






大天井岳からの
槍ヶ岳





大天井岳山頂から 燕岳と その稜線 大天井岳山頂から常念岳を望む





たった1張りの大天荘テント場





天荘テント場よりる 中央 燕山荘   左に燕岳



大天荘
13時20分着
本日の宿泊地大天荘である
昨日はテント場は 満杯で 
張るスペースも ない程だっ
たそうです 本日は まだ1張
りも立っていない 最終的に 
3張りであった 人も少なく
最高のテント場であった

3日目       大天井岳 〜 表銀座 〜 槍ヶ岳 (曇り) 

大天荘 〜 ヒュッテ大天井 〜 ヒュッテ西岳 〜 東鎌尾根 〜 槍ヶ岳 → ババ平  



5時30分 
ヘッドランプを付け
槍ヶ岳目指して出発した













ビックリ平 動画再生 赤岩岳山頂





大天荘テント場頂
5時30分発
昨夜は風が強くほとんど睡眠を取る事が出来なかった 何回も外にで ロープの張り直しを行った 早朝は風も弱まり 何とか槍ヶ岳を 目指せそうである

本日はここからの出発は 私一人のようである





ヒュッテ大天井
6時00分着
昨夜で今シーズンの 小屋は閉鎖されたとの事である 




槍ヶ岳東鎌尾根













東鎌尾根は登りは
キツイが ルートは
確りしている
ただ 東側日陰には
雪が残り早朝だとアイスバーに注意したい

最高の景観に感激
一度は通過したい東鎌尾根 槍ヶ岳登山の最高の展望である






水俣乗越にて 10分の休憩 前前回はここより大曲へ下山




小屋はヒュッテ大天井 と同じく昨夜で今年の営業を終了したとの事であった 扉を釘で打ち付ける作業が行われていた ご苦労様でした


ヒュッテ西岳 直下ですれ違ったご老体と 話を交わす この時間にすれ違うには 何れにせよ 余程早い時間に 出発しないと この場所に来れないからだ 話によると 早朝4時に槍ヶ岳山荘を ヘッドランプを付けて出発したとの事 東鎌尾根には まだ 日陰に雪も残っているしアイスバーン状態で通過するにはあまりにも危険で 余程の経験者でないと 通過することはできない 話の中で かなりのベテランであると言う事が分かった やはり経験者には あまり年は関ないようである 



























水俣乗越
8時55分着
水俣乗越にて10分の休憩
いよいよ東鎌尾根の入り口
である 憧れの鎌尾根 ここを過ぎれば 槍ヶ岳山頂は すぐそこである




東鎌尾根は 表銀座の中で最もスリルがあり 有名なコースである 展望がよく 一度は通過したいコースの一つである
蝶ケ岳よりこの場を目指して進んできた 3日目目にして やっと到着 高度感もあり 一気に槍ヶ岳まで 登る事が出来る
1歩1歩を踏みしめながら 最後の難関に取りつく 




小屋はシーズンを終え閉鎖

ここで約10分休憩をとる


ヒュッテ大槍より 槍ヶ岳
そして殺生ヒュッテを望む





肩より裏銀座双六への分岐点 槍ヶ岳の肩より常念岳 赤い小屋は殺生ヒュッテ





山荘前からの槍の穂先 槍ヶ岳山荘





槍ヶ岳山荘
12時08分着


遠く穂高連峰 奥穂高岳  右にジャンダルム 西穂高岳
奥穂高岳までの稜線
大喰岳 南岳 そして
大キレット 雲の中に
北穂高岳




槍ヶ岳山頂より 槍ヶ岳山荘





槍ヶ岳山頂より
常念岳そして横通岳







動画
槍ヶ岳山頂
12時40分着
20年ぶりに訪れる槍ヶ岳山頂 
天候は曇りの為 奇麗な写真を撮る事が出来なかった

全体にガスがかかり 
残念であった
殺生ヒュッテ

連休も終わり 静まり返った 小屋
テント場には一張りも設営なし



槍沢大曲
14時46分着
水俣乗越への分岐点である
槍ヶ岳肩より 約1時間50分である5時を目標に横尾へ 下山を決めていたが どうも時間切れのようである 本日は この先の ババ平で 天幕を張ることに決めた
4日目       ババ平 〜 上高地下山 (晴れ)

登山最終日 睡眠を十分に取り AM6時起床 4日間の 縦走を全て終了し 7時00分下山開始




ババ平 テント場 本日は5張りのようである








蝶ケ岳よりスタートした縦走も 本日で終了した 3泊4日の 入山は 私には
かなり長く感じた








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周辺情報

蝶ケ岳

常念岳

横通岳

東大天井岳

大天井岳

西岳

槍ヶ岳

・大喰岳

・南岳

・北穂高岳

・涸沢岳

・奥穂高岳

・前穂高岳

・西穂高岳


槍沢ロッジ
7時30分着
ババ平 テント場
宿泊料金 500円を
支払う

横尾山荘
8時37分着
徳沢園
10時33分着
上高地
12時25分着
紅葉の季節とあって
平日にもかかわらず
沢渡行きのバスは満席である



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