It is a mountain trip aimlessly
Yatsugatake of the cold winter 
Just enjyoi touring

updated 2012.02.18 
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 厳冬の八ヶ岳   赤岳へ  2012.02.0405 2日間)         周辺地図

 美濃戸口〜行者小屋〜地蔵尾根 赤岳へ〜地蔵尾根〜行者小屋〜美濃戸口 動画


2012年2月4日

 この時期になると なぜか厳冬の八ヶ岳(赤岳)に 足が向く 赤岳山頂から見る360度の展望は とても素晴らしく
感動的である 遠く富士山を始め 南アルプス 中央アルプス 北アルプス 無積雪期も 当然素晴らしいが 特に 
雪に覆われたこの時期 この地に立った者だけが 味わえる 表現には表せない感動である そして来て良かったと
思う一時でもある  他人は言う この寒い時期雪山に登る人の気持ちが分らないと ・・・・・・ この地に立つ全ての
登山者が この素晴らしい感動を味い 必ず次の目標が 生まれる事だろう
  






出発して約1時間 美濃戸山荘に到着する 車で入れるのは ここまでである 車で訪れる登山者は 手前の赤岳
岳山荘に 車を止る人が多く 今回この 駐車場は 満車であった 私の場合 キャンプ地の行者小屋までは アプロ
ーチも短いので 麓の美濃戸口に 何時も止めさせてもらう(駐車料金 美濃戸口 500円 赤岳山荘 1000円 ) 
 登山道は ここから 北沢と南沢に 分岐する 北沢に 入ると 赤岳鉱泉方面である 行者小屋方面は 南沢である 





南沢に入ると 積雪は多くなり 所々でスリップしてしまう 私は行者小屋までは アイゼンを付けないが 安全の為
 そして 体力消耗を防ぐ為にも アイゼンは荘着して 進んだ方がよいのかも知れない 現に 多くのアイゼンの爪の
後が 見うけられる そして 進むにつれ 徐々に雪は深くなって行った 今回仕事で痛めた 腰痛が ひどく 時間と
ともに痛みが増してくる しかし耐えれない程の痛みではない為 時間をかけて ゆっくり行者小屋を目指した



白河原まで来ると 積雪量は一気に多く トレースの 周りの雪は 腰近くにもなっている しかし ここ八ヶ岳は 入山
者も多く カンジキを使うこと無く 山頂に立てるのも魅力の一つである ここ白河原 から 展望が一気に開け元気が
出てくるはずだが 今回は曇りの為 遠くを見渡すことが出来ない また 木が大きく揺れている為 強い風が吹いている
事が確認できる 山頂での強風が 心配だ   



美濃戸口から 約4時間30分で 行者小屋に到着した 何時もより30分程 多くかかってしまった   小屋前では 7張り
程のテントが立っているが 人影は疎らである まずは場所探しだ 少し東側に 設営場所を決め 雪を掘ることにした 今晩
の風対策の為にも 50センチ以上は掘りたい 約1時間かけて 設営を終える このころ 下山して来るく登山者が何人かいた
ので 山頂の様子を聞いて見たが 風が強く稜線で引き返したとの事であった 明日は無風天候を 期待しよう










2月5日 晴れ

昨夜は 気温も下がり テントの中でも −20度以下には なっていたと思う 水が凍らないよう タオルに巻き
ザックの中に入れておいたが 目が覚めると完全に凍りついていた シュラフも テントの内張りすらも 凍りである 


4時30分に起床し 今回提案した食事を済ませ 出発の準備をしたが 寒さのため一つ一つの 行動に時間が
かかり 気が付けば もう6時近くになっていた 

6時00分 今回は地蔵尾根をピストンすることに決め 出発をした 雪は深いが 先に出発した人が 多いらしく 
トレースもしっかり付いている 足を取られることもなく 順調良く 進むことができる
  




地蔵尾根から阿弥陀岳を望む


地蔵尾根から 二十三夜峰 横岳を望む


間もなく 稜線である 雪は多いが 雪面は ここまで 確りしており 疲れも殆んどない 







地蔵尾根分岐から 赤岳山頂を望む


赤岳手前ピークより 横岳・硫黄岳を望む






赤岳への最後の上り 遠く南方には富士山が奇麗に映し出される  赤岳頂上小屋に到着 


AM8時50分赤岳山頂に到着 晴天に恵まれ 気分も爽快である 雲一つなく 360度の 展望に 感動である 






赤岳頂上小屋より 遠く 北アルプス  穂高連峰 槍ヶ岳を望む


    赤

    岳
  阿
  弥
  陀
  岳


横   

   

赤岳からの展望は 昨日の強風とは 打って変って 風の少ない晴天に恵まれた  360度の景観に感動し 満喫した 








今回の赤岳は天候に恵まれ 感動的であった そして厳冬の八ヶ岳を十分満喫する事が出来た



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