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updated 2017.05.12
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池山吊り尾根より 残雪の北岳

ゴールデンウイーク
2017.05.02〜04日 (3日間)
          北岳     周辺地図

夜叉人峠〜鷲ノ住山〜野呂川発電所〜義盛新道〜城峰 (テント泊) ボーコン沢の頭〜北岳山頂 ピストン 吊り尾根〜北岳動画


源次郎尾根〜剱岳
山頂





池山吊り尾根より 残雪の北岳

2017 年 05月02日〜04日


 
今回昨年天候不良で中止した池山吊り尾根からの北岳を再び計画した  ゴールデンウイークで夜叉人峠の駐車場が満車状態になる事を想定し 5月1日の夕方 鳳凰山からの下山時間に合わせ到着した 駐車場は30台程埋まっていたがまだ余裕があり 最上位に駐車する

翌朝4時 トンネル対策の為ヘッドランプを2つ持参 一つは手に持ち出発 幽霊話が絶えない夜叉人トンネルに突入 真っ暗でかなり長いトンネルは所々で水玉の落ちる音が聞こえ肝を冷やす 鷲ノ住山分岐に着く頃にはには夜も明け 快適な山行になりそうだ 分岐から野呂川まではかなりの標高差があり 帰りの事を思うと ぞっとする へとへとになり下り切る 野呂川吊り橋を渡り県道南アルプス公園線へ飛び出る 再び幾つものトンネルを通過し あるき沢橋登山口の到着した


誰もいないあるき沢橋登山口 聞こえるのは川の流れる音と鳥の鳴き声 しばらく休憩を取り静かな南アルプスの谷の余韻に浸る 登山開始は急勾配で始まる 途中勾配は緩やかになるが再び急勾配になる 見た目以上にキツイ登りである 登り切る手前下山中の単独登山者と出会う しばらく情報を交換 彼は30日に入山で1日に北岳に登頂したとの事であった 途中から悪天候に変わり視界はほぼゼロになり 方向も分からなくなったとの事である またトレースは消え期待しない方が良いとの事であった 出会った登山者はこのコースで昨日までに4人 本日は私のみと言う事であった 情報のお礼を言い先へ歩を進める 池山御池小屋手前から積雪になり非常に歩きにくい 小屋で再び休息を取る 入って見ると中は整理整頓され綺麗な避難小屋である 再び気持ちを入れ替え樹林帯へ突入 雪は柔らかく 何度も膝まで足を取られてします 体力の消耗は激しい 城峰へ続く最後の急勾配をヘトヘトになり登り切る 後はテント設営場を探すだけ 城峰のピークを過ぎしばらく進むも適当な場所は無い 結局城峰まで戻り 快適とは言えないがテントを設営した  結局本日は私一人の入山であった


5月3日 4時30分 本日は北岳山荘までを計画していたが 昨日の情報で中止する事決め サブザックでを背負い星空の下北岳を目指して出発 何度も膝下まで雪に埋もれ樹林帯を進む 森林限界を抜ける頃目の前に大きく浮かぶ富士山が現れた 天候も良く気分は最高 これまでの疲れも消え快適な山行だ 目の前のボーコン沢の頭を登り切ると遮る物のない360度の眺望 言葉では表せない感動だ 素晴らしい 特に吊り尾根の先に浮かぶ北岳バットレスは この場に立つ事が出来る登山者だけが味わう事が出来るご褒美だ 

しばらく余韻を味わう 八本歯の頭から先危険地帯へ突入  コルへの下りは懸垂で下る登山者もいる様だ 八本歯のコルから上は滑落をしない様神経を集中した 特に北岳と北岳山荘分岐までのトラバースは特に緊張した 落ちれば底なし 命は無い 時間をかけ通過 山頂へは雪面を直登すれば短時間で登れるが あまりにも危険な為 途中右に岩場に入り安全策を取った 


8時30分 北岳山頂に到着 

言葉は何もいらない 30分程山頂で360の眺望を楽しんだ

9時00分 来たルートを慎重に下山した






コースと所要時間

2017年05月02日〜04日 

01日 PM6時 夜叉人峠入山口 到着          翌朝 AM3時10分まで車で睡眠


5月02日  晴れ


夜叉人峠出発 04時10分 → 鷲ノ住山分岐 5時20分 → 野呂川発電所 6時30分 → あるき沢橋 7時25分

あるき沢橋出発 7時50分 → 義盛新道 → 池山御池小屋 11時20分    出発 11時35分 城峰 ビバーク地点 13時20分着


5月03日  晴れ

テント場出発 4時30分 → 森林限界 5時15分 → ボーコン沢の頭 6時10 → 八本歯の頭 7時00分 → 八本歯のコル 7時15分

北岳 北岳山荘分岐点 8時10分 →    
北岳山頂  8時30分到着


北岳頂出発 9時00分 → 八本歯のコル 9時35分 → ボーコン沢の頭 11時00分  11時15分出発  テント場下山 12時30分


5月04日  晴れ

城峰下山開始 04時00分 → 池山小屋 5時10分 → あるき沢橋 6時50分 → 野呂川発電所 7時30分

鷲ノ住山登り切る 9時10分 

夜叉人峠入山口 10時30分


1日目               晴れ
夜叉人峠〜あるき沢橋登山口〜城峰付近へ ぶらり山旅 コースタイム


長くて暗い夜叉人トンネル 幽霊話が頭に浮かぶ ライトを2つ持ち
早足で進むが なかなか出口は見えない





夜叉人峠入口
4時10分
ヘッドランプを付け出発するが
長いトンネルは怖い思いをする




御野立所(おのだちしょ)  展望台







鷲ノ住山あるき沢橋分岐
5時20分
野呂川発電所まではかなりの標高差があある
帰り道は考えたくない



野呂川吊り橋







野呂川吊り橋
6時30分




あるき沢橋登山口 バス停の時刻表は 6月25日からの運行が
掲載されていた







あるき沢橋登山口
7時25分
バスの運行は6月下旬である




池山御池小屋 小屋の中は想像していたより 綺麗であった


城峰付近テント設営
13時30分
平らな所を見つけテントを設営
2日間お世話になります
2日目               晴れ
城峰より  吊り尾根〜北岳 ピストン 北岳へ  コースタイム


森林限界付近  展望が開け 素晴らしい眺望である





テント場出発
4時30分
晴天に恵まれる




森林限界を抜ける 目の前に間ノ岳 農鳥岳








目の前にボーコン沢の頭
5時45分
後方の鳳凰三山を振り返りながら歩を進める



ボーコン沢の頭からの八ヶ岳




ボーコン沢の頭から 間ノ岳 農鳥岳 






ボーコン沢の頭
6時10分
ここからの眺望は素晴らしい
特に北岳へ続く稜線は 
感動的である



ボーコン沢の頭から 吊り尾根 そして目の前に 北岳を望む 




甲斐駒ケ岳 40年前黒戸尾根から2日がかりで登頂した もう一度登
って見たい山である




八本歯の頭近くから 北岳バットレス 素晴らしい




八本歯の頭近くから ボーコン沢の頭までの稜線を振り返る




八本歯の頭から 稜線に浮かぶ北岳山荘 そして間ノ岳へ続く稜線



八本歯の頭
7時00分
この頭を下れば 大樺沢からの分岐 八本歯のコルである





八本歯のコルへの下降  捨て縄を確認 懸垂で下った登山者
もいる様である




八本歯のコルより 八本歯の頭を振り返る







八本歯のコル
7時15分
ここから上は特に慎重に





八本歯のコルの上  ハシゴは半分以上雪で埋まっている




北岳山頂分岐へ最後のトラバース 見た目よりかなり危険である




北岳頂 北岳山荘分岐
8時10分
長いトラバーク 今回の山行で一番神経集中した場所であるy

落ちれば底なしである




北岳より  間ノ岳から農鳥岳へ続く3000メートルの天空の稜線
写真には写っていないが富士山が綺麗である






北岳山頂 360度の眺望は素晴らしい 感動的である





北岳山頂
8時30分
北岳頂からの360度の眺望

大パノラマである



北岳山頂からの 360度の眺望
富士山が綺麗  見事である 間ノ岳から農鳥岳への稜線
鳳凰山 仙丈ケ岳

3日目               晴れ
城峰  〜  夜叉人峠 下山 最終日下山  コースタイム



今回 間ノ岳までの天空の稜線を計画していたが 5月1日の悪天候の情報を得た為 中止した

非常に残念ではあったが 次回再び 計画する事を決意し 今回は北岳ピストンのみで 下山した

4時30分
城峰 下山開始


5時10分
池山御池小屋


6時50分
あるき沢橋登山口


7時30分
野呂川発電所


9時10分
鷲ノ住山


10時30分
夜叉人峠駐車場



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