2010年7月17日〜19日 (3日間)

唐松岳 五竜岳 鹿島槍ヶ岳 爺ケ岳  八方尾根入山

コース地図

        五竜岳下りから 八峰キレット・鹿島槍ヶ岳南峰 北峰
白馬岳 唐松岳 五竜岳鹿島槍ヶ岳 なぜか魅力的な山である 今回は
八方尾根から入山し 種池経由扇沢のコースを 縦走する事にした 
以前は 関西に住みスキーでは通いなれた尾根でもある 

リフトを降り ゆっくりと登っていく 丁度この日梅雨も空け 気温も上
昇 まともに日差しを受けて 暑い一日になりそうである 

50分程歩くと八方池に着く 沢山の人で賑わっていた 綺麗に整備された
池である また水面に映し出される 白馬 杓子 鑓ケ岳 とても綺麗で
皆さんシャッターを切るのが急がしそうである

さらに約1時間30分 丸山ケルンである ここからは 唐松 不帰ノ瞼 
鑓 そして白馬岳が 一望できる 素晴らしく見晴らしの良い場所である
 少し休憩をとり 水分補給と おにぎり1個を 口にする

風景を見ながら歩いていくと いつの間にか 唐松岳頂上山荘に到着す
る 休憩をとり 約3時間である 展望が良い為疲れは殆ど無い





山頂は南峰(標高2,889m)と北峰(標高2,842m)からなる双耳峰である。深田久弥氏はその著書でこの美しい山容に対して、『鹿島槍は
私の大好きな山である』と記述している。上部は、森林限界のハイマツ帯で、ハクサンフウロ、ミヤマトリカブトやトウヤクリンドウなどの
多くの高山植物が自生し、ライチョウやホシガラスなどが生息している。周辺は豪雪地帯であり、東側にはいくつかのスキー場がある。



2010年7月の初夏のアルプス山行は後立山連峰の鹿島槍ヶ岳だ。鹿島槍ヶ岳は日本で一番美しい双耳峰と言われ、
その姿は見間違えることがない。私も、遠くの山から鹿島槍を見て、再び登ってみたいと思っていた憧れの山である。
今回は八方尾根から入山 唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳・爺ケ岳 の縦走である そして種池経由で扇沢へ下山


2010年 7月







コースと所要時間
2010年7月17日
八方ゴンドラ駅 6時42分 → ウサギ平(リフト) → 黒菱(リフト) → 八方池山荘 7時13分

八方池山荘 7時15分出発 → 八方池 8時着  八方池発 8時10分 → 丸山ケルン着 9時30分

丸山ケルン発9時40分 → 唐松岳頂上山荘着10時20分 → 唐松岳山頂着 10時40分

山頂発11時05分 → 山荘11時20分 → 遠見尾根分岐点13時53分 → 五竜山荘着 14時30分

7月18日
五竜山荘発5時20分 → 五竜岳山頂6時15分 6時25分発 →G7ピーク7時15分

キレット小屋着9時35分 10分休憩  → 鹿島槍 北峰南登り口11時15分 → 鹿島槍 南峰山頂着 12時00分

山頂発 12時10分 →布引岳着12時50分  → 冷池テント場着14時00分

7月19日
テント場出発5時20分 → 冷池山荘着5時30分 → 爺ケ岳山頂着6時45分

山頂発6時55分 → 種池山荘着7時20分10分休憩  → 扇沢 登山口着9時20分 バスターミナル着9時35分


うさぎ平

 ゴンドラを降り リフト乗り場へ向かう

高山植物保護の為 
入山の際には 注意を
はらわなければならない


       丸山ケルン 近辺から 鑓ケ岳

八方池に映し出される 不帰ノ瞼 2峰

八方池 
ガスがかかり 周りが見えない 

不帰ノ瞼2峰


丸山ケルン

唐松頂上山荘から唐松岳

唐松岳頂上山荘 

ゆっくり歩いて約く3時間

唐松岳山頂から見る頂上山荘



唐松岳山頂 標識の建て替えに遭遇 (旧標識)





10年に一度の標識の付け替えに遭遇
付け替え前の 新標識



新しくなった標識




山頂はガスがかかり 白馬岳方面の
撮影は出来ない



牛首






五竜山荘 本日は宿泊者が多く
満室ということである


八方池
八方尾根整備された綺麗な尾根である

リフト乗り場から 1時間弱で来る事ができる 




















鑓ケ岳 杓子岳 白馬岳 


八方池に映し出される逆さ 白馬連峰 これまでの疲れが 一瞬にして吹き飛びます そして この後まだまだ続く 厳しいた戦いに
勇気と力が湧いてきます

唐松岳頂上山荘はもう そこである


































丸山ケルン 
白馬連峰をバックに 素晴らしい眺め





















































標識建て替え作業中









夕暮れシルエットの剣岳










冷池テント場より

八方尾根は大変人気のあるコースである 小さな子供から 年配の人まで沢山の人がこの景色を楽しんでいた 
ゴンドラとリフトが整備され 短時間で唐松岳までトレッキングが楽しめる

天候がよければ日帰りで四季を楽しめる

唐松岳から五竜山荘までは まず牛首と言う岩場を通過しなければならない 緊張し体全体に力が入る為 抜け切るころには 足腰がガタガタである 

唐松岳から約2時間30分で 五竜山荘である


7月18日  (2日目)   晴れ


五竜山荘 〜 八峰キレット 〜 鹿島槍ヶ岳 〜 冷池テント場




唐松岳山頂からの五竜岳



テント場から 朝焼けの五竜山荘


テント場から 五竜岳を望む

五竜山荘から眺める 雲海
大変綺麗である


五竜岳山頂から 八峰 鹿島槍ヶ岳を望む 五竜岳山頂




五竜岳直下
キレット方面への下り

五竜岳直下
キレット方面への下り


八峰キレット小屋




鹿島槍ヶ岳 北峰
八峰キレット小屋近くの難所



鹿島槍ヶ岳山頂




布引岳山頂
山頂はなだらか
鹿島槍ヶ岳から下ってくると
殆ど高低差は無い


今回持参した インナーシュラフ
ビール缶の約1.5倍 


いつもの事ながら
 疲れた後は
ビールでカンパイ

冷池テント場は見晴らしは大変良いが
設営面が 少し傾斜な為 寝心地は悪そうである 

冷池
テント場




雲海の中のシルエット なかなか見られない光景である
























五竜山荘から約1時間で五竜岳山頂である 遠く北に 白馬岳 西に剣岳 南に鹿島槍ヶ岳 そして 槍ヶ岳まで見渡せる 素晴らしい眺めである 

山頂を後にし八峰キレット方面に向かうと 一気に人通りが少なくなる 危険な箇所が所々にあり 熟練者でないとなかなか入ってこれない また鹿島槍ヶ岳方面に入るともう 冷池山荘 または 種池山荘まで下山ルートはない 後は体力勝負である どちらにせよ 冷池山荘で 1泊することになる




























































以前 冷池山荘に来た時は 5月だったこともあり 小屋は営業してなく冬季入口が開放され 利用させてもらった記憶がある











































周辺情報

・白馬岳

・杓子岳

・白馬鑓ケ岳

・不帰ノ瞼 1峰・2峰・3峰

・唐松岳

・牛首岳

・大黒岳

・白岳

・五竜岳

八峰キレット

・鹿島槍ヶ岳

・布引岳

・爺ケ岳

・岩小屋沢岳

・鳴沢岳

・赤沢岳

・スバリ岳

・針ノ木岳

・蓮華岳

・北葛岳

・七倉岳

・船窪岳

・不動岳

・南沢岳

・烏帽子岳

7月19日 (3日目)  晴れ


冷池山荘 爺ケ岳登りから 冷池山荘 少し上にテント場






爺ケ岳





爺ケ岳山頂

種池山荘





種池山荘から爺ケ岳





扇沢登山口
冷池山荘から爺ケ岳までは 危険箇所は無い なだらかなコースが続く 
写真撮影を楽しみながら ゆっくり歩いて 約1時間20分で 爺ケ岳山頂に着く
立山連峰 を右手に見ながらのトレッキングは 雄大な大自然を 自分の足獲得し満喫出来るひと時である 


種池山荘からは 柏原新道を扇沢へと下山する 約2時間である 

以前訪れた時は5月と言うこともあり 雪もまだ深く 種池山荘から 真直ぐ 沢のルート選択した アイゼンを付けての下りは スムーズで 気が付けば 扇沢登山口まで 下山していた 時間の感覚は殆ど無く 危険箇所は 記憶に残っていない とにかくこれで今回の山行は無事終えることが出来た 



扇沢爺ケ岳方面登山口



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