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tru 2016.06.10〜12 (3日間) |
剱岳 周辺地図 |
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室堂〜雷鳥沢〜剣御前〜剣沢 (テント泊) 源次郎尾根〜剱岳山頂〜平蔵谷〜剣沢 |
源次郎尾根 動画 |
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源次郎尾根〜剱岳山頂 |
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2016年年06月10日〜12日
6月上旬 今年も 室堂に 降り立った 積雪は例年に比べかなり少なめである 出発前扇沢で駅員さんに情報を聞いた所 雪の大谷は 例年だと この時期はまだ10メートル以上残っているが 今年は8メートルぐらいしか無いとの事で20年前に一度経験したとの事であった それ程積雪が少ない 実際雷鳥荘まで雪は無く快適な歩行であった 雷鳥沢から剣御前小屋を見上げ ルートファインディングを行うと 沢取り付き周辺 岩肌が現れている場所も有り 毎年沢の左側を登っているが 今年は 右側を選択直登する 剣御前小屋近くになると かなり急登になり手間取る 約2時間30分で剣御前小屋に到着 一昨年までは営業していたが 昨年は休業 今年もやはり小屋は閉まったままである
剣沢テント場に到着すると既に先客があり 水が無く 岩肌から流れる少量の水を 汲み取れる様水たまり場を作っていてくれた (例年だと 不自由なく流れ出ているのであるが・・・・ それだけ少ないと言う事である)
昨年は登山者は無く 3日間一人であったが 今年は 最終的に5張りのテントが立つ事になった 他の人たちと 話を交わし 2人が長次郎谷から 一人が 平蔵谷から山頂を目指すとの事である だた皆さんこの時期の剱岳は初めてとの事で ルートコースの説明を 詳しく 説明する事になった
11日天候は晴れ 快適な登山日和である 4時10分 殆ど皆さん同時に出発し それぞれにコースを分かれて行く 私は 源次郎尾根に4時50分取り付く 出発してすぐ大きな岩を乗り越えなければならない かなり難所であるが フィックスロープが付けられ 難なく乗り越える 約30分木の根っこの中を進む 6メートル程の岩壁が現れるが ここにもフィックスロープが付けられている為難なく乗り越える (以前はフィックスは無く 少しの手がかりを元に右側から取り付く なかなかの難所であった) 樹林帯を抜けると ルンゼからのルートと合流する 以降は 特に難しい所は無く T峰 U峰と 越えて行く 私の一番の楽しみは U峰ピークからの眺望である この場所から 見上げる本峰剱岳 長次郎谷 八つ峰 そして後立山 360度の眺望は最高だ これだけの為 毎年2回は 訪れる 今年も晴天に恵まれ最高のひと時を楽しむ事ができた
休憩の後 U峰からの懸垂下降を終え 山頂を目指す 積雪は少ない為 快適である 山頂直下では 垂直に近い雪壁を 慎重にアックスハンマー一本で登り切る 昨年は ダブルアックスで登り切ったが 今年は 積雪が少ないとの情報で ピッケルは持参しなかった
源次郎尾根取り付きから 5時間30分 剱岳山頂に到着 年と共にコースタイムも 最長時間を更新した そろそろ限界かな 静かな頂 360度の展望 来た者だけが味わえる 最高のひと時 贅沢だ ここまでの疲れも一気に吹き飛んでしまった 45分程絶景を 楽しみ 山頂を後にした
平蔵のコルからは 破けても良いヤッケズボンを一枚穿き 平蔵谷を一気に下る 約15分で 剣沢分岐へ 朝程の源次郎取り付きへ到着 ここから剣沢をテント場まで登り返ししなければならない 魔の登り返しである 毎年へとへとで2時間をなかなか切れない 今年も例年通り 2時間ピッタリでテント場に下山した
他のルートからの人たちは 既に下山していた 皆さん満足そうであった
翌日下山に付くが 今年も剣御前小屋から 立山を縦走し 一の越しから室堂へ 下山した
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コースと所要時間 |
2016年06月10日〜12日
AM3時45分 到着 AM6時10分まで車で仮眠
6月10日 晴れ
扇沢駅出発 7時30分 → 黒部ダム着 7時45分 → 室堂 9時10分
室堂出発 9時20分 → 雷鳥沢 10時05分 → 剣御前小屋 12時30分 → 剣沢テント場 13時05分着
6月11日 晴れ
剣沢出発 4時10分 → 平蔵谷分岐 4時40分 → 源次郎尾根取り付き 4時50分
源次郎T峰 7時25分 → 源次郎U峰 8時05分 30分休憩 剱岳山頂 10時25分
剱岳山頂出発 11時10分 → 平蔵のコル 11時40分 → 平蔵谷 剣沢出会い 12時00分
剣沢テント場下山 14時00分
6月12日 曇り
剣沢出発 4時10分 → 剣御前小屋 5時00分 立山縦走
一の越しより下山 室堂 10時10分
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1日目 晴れ |
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室堂から剣沢へ |
コースタイム |
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みくりが池からの立山三山 |
雷鳥沢 今回 沢の右側コースを選択 意外と時間がかかる
剣御前小屋から眺める剱岳
剣沢テント場から 一人剣沢を下って来た
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室堂 |
9時20分 |
今年も晴天に恵まれ気持の良い山行になりそうである
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雷鳥荘近辺
剣御前小屋
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12時30分 |
静まり返った剣御前小屋 昨年から 6月営業は行なっていない |
剣沢テント場
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13時05分 |
今年は 最終的に6張りのテントの花が咲いた |
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2日目 晴れ |
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剣沢から源次郎尾根 |
源次郎尾根 コースタイム |
早朝4時10分 剱岳目指して出発 剣沢を下る
平蔵谷分岐 源次郎尾取り付き口に到着
今年は 平蔵谷もかなり雪渓は少なさそうで有る
雑草に蔽われた 登山道を進むと すぐに現れる 最初の難関
尾根取り付きから約30分 6m程の壁が現れる 右側から かすかな手が
かりを元に取り付く所だが 3年前ぐらいから 誰かが フィックスロープを取
り付けたままになっている
見た目よりは 手がかり有り
源次郎T峰直下 登りきるとT峰ピークが現れる
T峰を登りきる ピークは 目の前だ
T峰ピークよりU峰ピークを望む 低木と岩との境を登る バックは 本峰
U峰の登りより T峰を振り返る
U峰ピークに到着 目の前の本峰剱岳が 素晴らしい 右側は長次郎谷
U峰ピークからの眺望 素晴らしい 長次郎谷と 八つ峰
U峰からの懸垂を終え 振り返る
最後のピークを乗り越えれば 頂直下の 雪壁が現れる
山頂直下の雪壁に到着 ここを乗り越えれば剱岳山頂だ
残雪の剱岳山頂 天候も良く 最高の眺望だ
剱岳頂からの眺望 感動的だ 立山方向を見渡すと 今年は
この時期にしては かなり積雪量は少ない
平蔵谷を コルよりシリセードで下る 約15分で 剣沢分岐に到着
早朝取り付いた 源次郎尾根 剣沢分岐 に到着
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剣沢テント場
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4時10分 |
AM4時10分出発 晴天に恵まれ剣沢を平蔵谷目指して下る
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平蔵谷 剣沢分岐
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4時40分 |
平蔵谷 源次郎尾根取り付きに到着 アイゼンとストックをザックに入れ出発
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木の根っこの中
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5時15分 |
長い時間木の根っこの中を登る ザックに入れたストックが根っこに引っかかり思うように進めない
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T峰直下
T峰ピーク
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7時25分 |
T峰を登りきり 剣沢テント場 立山方面を望む
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U峰ピークより
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8時05分 |
U峰ピークより バックの本峰剱岳が素晴らしい
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U峰懸垂下降地点
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8時40分 |
U峰懸垂下降地点は支点もしっかり 下降準備に取り掛かる
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源次郎尾根U峰の全貌
山頂直下の雪壁
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10時10分 |
ほぼ垂直に近い雪壁を登ると
剱岳山頂だ
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剱岳頂
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10時25分 |
剱岳山頂に到着 他のルートから登った人たちは 既に下山についている
静かな頂である
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平蔵のコルより下山
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14時00分 テント場へ戻ってきた
今年も 休憩を入れて 約10時間であった
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剣沢
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12時00分 |
平蔵谷分岐より 剣沢をテント場まで登り返す
想像以上に厳しい登りである
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3日目 曇り |
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剣沢から立山縦走 一ノ越より下山 |
コースタイム |
AM4時10分 テントを撤収下山へ 今年も 立山を縦走し 一の越より
室堂へ 下山j
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テント場をAM4時10分 下山に向け出発
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拡大
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写真館 装備 |
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