2022年7月02〜03日 曇り

updated 2022.07.15
黒部五郎岳
ウィキペディアより

黒部五郎岳(くろべごろうだけ)は、富山県富山市岐阜県飛騨市及び高山市にまたがる飛騨山脈標高2,840mである。別名、中ノ俣岳(なかのまただけ)、鍋岳。黒部五郎岳は富山県側、中ノ俣岳は岐阜県側の古来の名称。日本百名山[3]及び花の百名山[4]に選定されている。山域は中部山岳国立公園に指定されている[5]

人名のような山名であるが、「五郎」は、山の用語であるゴーロ、大きな岩がゴロゴロした場所が山名の語源で[3]、それに五郎という当て字をあてているのである。また、苗字のような「黒部」も、村名が由来であるという。これは近隣の野口五郎岳についても同様で、黒部村の五郎岳と、野口村の五郎岳という言い方で、比較的近接している二つの山を区別したものである。
黒部五郎岳        空撮動画 

動画

 2022年07月02〜03日

    




北アルプス黒部五郎岳 奥深い山と感じていた 当初日帰り山行を計画したが時間をかけのんびりと山歩きをしたいと思い1日目は北ノ俣避難小屋近いく 行ければ北ノ俣近辺でツエルトを張る事にした 登山口である飛越トンネル駐車場に9時30分到着 駐車場は既に埋まり斜めに辛うじて止める事が出来た 気温はすでに30度を超えて出発には厳しい時間帯である 飛騨登山口を10時出発30分も歩かないうち全身汗だくである 早めに水分補給するが手持ちの水2Lがどんどん減って行く 避難小屋で補給出来る事を想定しての事である だんだん不安になり水分補給を控え身にする もし避難小屋で水が無ければ 明日稜線沿いで残雪を溶かすしかない 下山ですれ違う登山者何人かに声をかけ水場の情報を得る 水の心配はないとの事で一安心 気分を切り替え のんびりと避難小屋へ 13時45分北ノ俣避難小屋へ到着 まず2Lの水を補給 まだ時間が早いので北ノ俣岳山頂近くまで足を運ぶか検討していると行き成り雷雨 おまけに氷まで降って来た これでは先に進めないので本日はここで宿泊する事に決める 避難小屋は老朽の為使用不可と聞いていたのでツエルトを持参している 小屋全体をチェックすると土台部分は修復され使用出来る様である 下山して来た登山者と情報交換しこの辺りは熊の出没でテントを襲われる事も有るので小屋利用のアドバイスを受ける 結果誰もいない避難小屋を独り占め

激しい雨の為殆ど睡眠を取る事が出来ず今回は黒部五郎岳山行の断念も頭を横切る 日付が変わる頃雨は止み星空に変わっていた(結局曇りで有った)  睡眠もとれないままAM1時30分ザックに水と雨具を詰め込み出発 約2時間で暗闇の北ノ俣岳山頂に到着するが 昨夜の雨で草木は濡れ全身びしょ濡れである 靴の中まで水が溜まっている 北ノ俣岳から赤木岳へのルートで暗闇で視野が無い為少しコースを外れる GPSでコースを修正赤木岳近くで空も白み稜線上から北アルプス裏銀座周辺が見えてくる 水晶岳と後立山連峰の間赤く染まって来る 素晴らしい眺望である 1日の工程を2日に変えた事で体は非常に楽で気分は最高 天候は曇りであるが展望もあり楽しい稜線歩きとなった 奥深い山と思っていた黒部五郎岳も 工程を1日増やす事で楽しい山に変わっていった 黒部五郎岳登りに入り先人2名のパーティが進んでいる事に気づく 黒部五郎岳ノ肩で追いつき時間が早いので昨夜の事を着てみた 折立から入山し稜線で雷雨に襲われテントを張ったとの事で有った不安の一夜であった様だ 6時40分黒部五郎岳山頂に到着 曇っているが展望は有る 早朝通過した北ノ俣岳への稜線も綺麗だ そして北アルプス百名山1座を残している水晶岳も目の前に映し出される そして槍の穂先が印象的である 20分程360度黒部五郎岳山頂からの眺望を楽しみのんびり下山した



   

コースと所要時間

2022年7月2日                            晴れから雨

飛越新道登山口 10時00分 → 寺地山 12時50分 〜 北ノ俣避難小屋  13時45分 

小屋泊


7月3日                                曇り

避難小屋出発 1時30分 〜 北ノ俣分岐 3時25分 〜 北ノ俣岳 3時35分


赤木岳 4時15分 〜 黒部五郎の肩 6時25分 〜 黒部五郎岳山頂 6時40分


山頂出発 7時00分 〜 北ノ俣岳 9時50分(20分休憩) 〜 避難小屋 11時15分


避難小屋出発 12時00分 〜 寺地山 12時40分

飛越新道登山口下山 14時50分






1日目               晴れ
飛越新道登山口 〜 北ノ俣避難小屋 ぶらり山旅 コースタイム

9時30分飛越登山口到着 すでに30度以上気温が上がり 
暑さに耐えての山行になる

飛越登山口出発
10時00分


今回は日帰りは取りやめた為アプローチは短い まずは避難小屋を目指す


下った所に避難小屋 そして薄っすらと見える山域は北ノ俣と右
稜線沿いに黒部五郎岳

寺地山
12時50分


寺地山を抜けしばらく行くと霞んでいるものの北ノ俣岳へのルートが見えてくる


明日登るルートを確認 上層部はガスに覆われている為確認出来ず

小屋に到着するといきなり雷雨 ツエルトを張る所ではない 氷まで降って来た 
時間はまだ早い為北ノ俣山頂近くまで行きたかったが それどころではない
また小屋で出会った登山者から熊に襲われるかもしれないので 小屋を利用
した方が良いとのアドバイスを受ける
北ノ俣避難小屋
13時45分


老朽の為使用不可と言う事であったが 修復されいる為使わさせていただきました

2日目               晴れ
避難小屋 〜 北ノ俣岳 〜 黒部五郎岳 ぶらり山旅 コースタイム

神岡新道を登り切る 

避難小屋出発
1時30分


昨夜は殆ど睡眠を取る事が出来なかった為早めの出発 出発からすぐに全身びしょ濡れ になる 雨は上がったものの 草木は濡れている


北ノ俣岳山頂
北ノ俣岳山頂
3時35分


山頂に到着するが暗闇の為何も見えない 先の赤木岳へのルートで 分かりずらい所があり少しコースを外れる(明るければ間違うところではない)


北ノ俣岳を過ぎ空も白み薄っすらと赤木岳が見えてくる
赤木岳分岐
7時55分


避難小屋から外輪を登り切る


黒部五郎ノ肩に到着 ここで先人の登山者2名に追いつく

昨夜雷雨の為の稜線上にテントを張ったとの事
黒部五郎ノ肩
6時25分


曇りでは有るが目の前に黒部五郎岳頂が見えてくる すぐである


黒部五郎岳山頂からは裏銀座殆どの山々が眺望できる 素晴らしい
黒部五郎岳山頂
6時40分


黒部五郎岳山頂に到着 曇りでは有るが 展望は良い 歩いて来た北ノ俣岳への稜線 薬師岳 そして槍ヶ岳 穂高連峰 少し右に笠ケ岳 時間をかけて来た甲斐が有った 素晴らしい
100名山北アルプスも残り最後の1座 目の前に映し出される水晶岳である



北ノ俣避難小屋
11時15分
昼食を取る

避難小屋下山開始
12時00分

飛越登山口下山
14時50分
北ノ俣避難小屋 赤木岳登りから 水晶岳 北ノ俣岳を振り返る
赤木岳からの 黒部五郎岳 薬師岳 中俣乗越近くから 黒部五郎岳
黒部五郎岳山頂から 槍ヶ岳 穂高連峰 笠ケ岳 黒部五郎岳山頂から 赤牛岳 水晶岳 鷲羽岳
北ノ俣から黒部五郎岳への稜線 黒部五郎岳山頂から薬師岳 バックに剱岳 北ノ俣岳山頂






(GPS足跡)


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