2013年02月10日(日)〜 11日(月)  晴れのち曇

南八ヶ岳  赤岳鉱泉横岳(2,829m)硫黄岳(2,760m)赤岳鉱泉

地蔵の頭にて  縦走断念中止

      動画
八ヶ岳連峰             南八ヶ岳 



2013年2月10日〜11日    厳冬の八ヶ岳  横岳 硫黄岳縦走を計画し  美濃戸口より入山 拠点の赤岳鉱泉を目指出発 元旦より
積雪は多く 厳冬の八ヶ岳 厳しさが感じられる 赤岳鉱泉までは 約3時間である 途中赤岳山荘駐車場を確認するが やはり満車でである
 登山者は 何時来ても多いが 今回は3連休という事もあり 特に多く感じられる 

お昼前 赤岳鉱泉に到着するが 小屋前は登山者であふれている この時期 設営されている アイスクライミング練習場は 多くのクライマーが
取り付き にぎわっていた また テント場も 既に満杯で 設営場所を 確保するのも大変である 少し藪の中に空間を見つけ 雪を掘り固める 
約40分で 設営完了 

翌日寝坊し 5時に起床 計画では 5時過ぎに出発する予定だったが 寒さ対策の為 何時もより 厚いマットを持参 その結果 寒さを最小現に 
抑える事が出来 グッスリ寝てしまったようである

急いで朝食をとり 1時間遅れの 6時15分出発 外はまだ暗い 上空では 凄まじい風の轟音が鳴り響いている いやな予感を感じながら 行者小屋
を目指した 気温は低く 手足の指先の感覚がない 凍傷になる手前みたいである アイゼンを何度も蹴り込み 足の指先に刺激を与え 凍傷対策を取る
そして手には一枚余分に 軍手を付けと 何とか寒さをしのぐ事が出来た 出発して約40分で 行者小屋に到着 テント場からは 予定のタイム時間である 

小屋は ガスに覆われ 静まりかえっている 休憩を取ることなく 地蔵尾根に 足を進める ここまで来ると 通いなれた道 時間配分も 読み取れる
雪が多く アイスバーンも無く 1時間30分で 地蔵の頭に到着 稜線に 飛び出ると一気に風が強まり 進むのも困難の様である 赤岳山頂までは
何とか行けそうであるが 風速は 15メートル以上はありそうである 今回は 反対方向の横岳方面である 視界は殆ど無く 風速も強い為 縦走は困難
と思われる 素早く判断し 今回の縦走を中止する事に決め 下山を開始した 残念では有るが 次の機会に期待したい



コースと所要時間


東京 9日20時30分出発   10日 AM2時10分 美濃戸口駐車場到着
車内でAM7:00まで  睡眠


10日  美濃戸口出発発8時00分 → 美濃戸山荘 南沢分岐9時00分 → 赤岳鉱泉到着11時00分  
11日   赤岳鉱泉出発6時時15分 → 行者小屋着 7時00分 → 地蔵の頭 稜線分岐着8時30分


                          強風と 悪天候の為 縦走中止








赤岳鉱泉に到着






赤岳鉱泉 テント場








2日目  悪天候の為 地蔵の頭にて縦走中止


早朝6時15分 出発






7時00分 行者小屋に到着

悪天候と 強風の為 行動が困難
本日の縦走判断は 地蔵の頭にて 決めることにする






AM8時30分 地蔵の頭に到着 






風速15メートルは有りそうである
この地点で 今回の縦走を断念 下山を開始した





12時テントを撤収






小屋前に作られた 氷の壁 
多くのクライマーが 取り付いていた
アイスクライミングを 尻目に赤岳鉱泉を後にする








赤岳鉱泉から 約1時間30分で 美濃戸口に下山する






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