2014年2月22日〜23日 昨年12月膝の手術をし 始めての山行である 痛みはまだ残るが リハビリを兼ねての登山である今回は足への負担を考え 先行する登山者の後を 金魚の糞如く付いて行き 後から来る人は 全て先に行って貰い しっかりしたトレースを進みたいと考えている 今年は非常に雪が多く カンジキまで参したが結局最後まで使用することは無かった 40年近く八ヶ岳に通っているが 今回のような雪量は 初めてである まだ膝の痛みが残るが 時間をかけ 何とか 行者小屋に到着する事が出来た
行者小屋は完全に埋もれ 屋根しか出ていない 入り口を掘り起こし 何とか 中には入れる様になっていた 先にテントの受付を済ませ設営することにした 雪は深く 膝上までもぐりこむ 風を考え 樹林帯近くに確保し ザックを背負ったまま 膝を折り曲げ 全体重をかけ 雪を固めた 時間はかかったが 何とかテントを立てることが出来た
翌日は 天候も良く 風は少ない 必ず痛みが出ると考え 痛み止めを飲んで出発 地蔵尾根は 既に何人かの登山者が トレースを付け 足への負担は少ない アイゼンの効きも良く 時間のロスも少ない 気が付けば 鎖場に到着 そして馬の背 そして地蔵の頭に到着した
稜線に出てからは風も少なく 展望も素晴らしい なかなか これだけの天候には恵まれない まず展望荘に向かい 少し休憩ここから見上げる山頂は ガスも無く すぐ近くに 映し出される 気持ちを押さえる事が出来ず 休憩もそこそこ出発した山頂直下から見晴らす 横岳 硫黄岳 感動的な景観である 今すぐ縦走したい気持ちに 襲われるが 今回は 足慣らしの為気持ちを押さえ 山頂を目指す
8時45分 赤岳頂上小屋に到着 風雲も無く 素晴らしい景観である 360度の展望は 最高で この景色は何度見てみ飽きることは無い
そしてまた 足を運ぶ事になる (40年通い続けている)
山頂を踏み そして 3月の南八ヶ岳縦走を頭に描き 下山した
今回 下山で 少し痛みが出たが 我慢出来な程ではない
自信もつき これからの山行を楽しめる事を確信した
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