元旦の八ヶ岳

美濃戸口 〜 行者小屋 〜 地蔵尾根 〜 赤岳頂上 〜 地蔵尾根 〜 行者小屋 〜 美濃戸口
    八ヶ岳
日程
2012年12月31日〜2013年元旦(日曜日)
 1日目:曇り
宿泊
行者小屋
山名
八ヶ岳(赤岳)
山域
南八ヶ岳
入下山
美濃戸口/美濃戸口
歩行時間
11時間00分
元旦の
八ヶ岳
(12月30日)
東京 車で20時35分出発
     長野自動車道 佐久経由 美濃戸口
(12月31日)
美濃戸口駐車場AM1時45分着

出発 美濃戸口 7時45分 → 北沢 南沢分岐着8時50分 → 行者小屋着11時30分

(1月1日)
行者小屋出発 6時20分→ 地蔵の頭着7時50分展望荘着8時00分→ 赤岳頂上小屋着8時45分→ 赤岳山頂着 8時50分

山頂出発 8時52分 地蔵尾根経由  9時50分行者小屋下山    テント撤収 11時10分 下山開始   美濃戸口到着 13時15分
1日目





7時45分






6時00分








 11時30分

















12月30日 20時35分 東京を車で出発 笹子トンネル事故の為 渋滞を避け 長野自動車道 佐久インターより 大門峠経由 美濃戸口

31日AM 1時45分到着 駐車場は すでに多くの車が 止められていて 駐車スペースは殆ど残っていない 

ザックからシュラフを取り出しAM6時50分まで仮眠

美濃戸口出発
登山提出場所にはテーブルが並べられ 山岳指導員と 警察官らしき人が 山岳遭難の注意を促がしていた また コースと装備の確認を

求められ 直接入山届書を手渡された ここ八ヶ岳では 初めての経験である  手続きを終え 行者小屋を目指す 

赤岳山荘までの路面は 氷より雪の方が多く 歩きやすい 約1時間で 赤岳山荘を通過し 美濃戸山荘南沢分岐まで来ることが出来た

山荘では すでに多くの登山者が休憩を取っていた またここからアイゼンを装着する人も多く見かける 私はアイゼンなしで行者小屋まで行

くことに決め 南沢へと入っていった 沢に入っても 人の多さは 変わらず 視界の先から殆ど消えることは無かった 高度も上がり出発して

から2時間ぐらいが経った頃から気温も 次第に下がり 頬と鼻が痛くて我慢できない ついに 頭から防寒具をかぶり ヤッケで顔を覆う 

感覚が戻ってきた頃には すっかり風景が変わった 気が付くと白河原を通り過ぎ 行者小屋に到着した


行者小屋到着
小屋には多くの人が到着していた またテントの数も多く 場所を探すのも大変である まだ設営の痕跡の無い 斜面を確保し 平らに踏み

固め 30分ほどで設営が出来た 山側からの風がキツイので 同時に 風除けブロックも少し積み上げておいた 

テントに入り まず昼食をとる為 ガスバーナーを組み立てた所 ガスが出ない 器具が故障している事に気が付いた 30分程 色々試したが 

修理出来ない為 仕方ないので下山も考えたが アルファー米飯は水でも出来る事を思い出し 2袋持参している内の一袋に 水を入れ 試

して見ることにした 35年以上山登りをしているが ガスバーナーが 故障したのは始めてである それも氷点下の中である  1時間30分ぐら

い経って 口を空けて見ると 冷たいが 五目ご飯が出来ていた あまりの嬉しさに感激 これで何とか明日山頂まで行けそうである  これも

良い経験であるが 肝に命じておこう  足りない分は ラーメンをかじる事にした 何とか形が付いた所で 小屋に行き テント場の受付と

山頂の情報を聞く事にした 小屋に居る登山者によると 本日は 曇りで 風が強く 途中で引き返した人が 大半だと言う事であった 明日

元旦は 予報では晴れの様であるが やはり風は残ると言う事である  予報を信じて 早めに就寝する事に決めた
2日目 4時50分








6時20分






7時50分




8時00分






8時15分




8時45分


8時50分


9時50分

11時10分

13時15分

起床
気温はかなり下がっているが 昨年2月来た時程ではない 天候は曇りの様であるが 何とか出発できそうである 

早速 昨日作っておいたアルファー米ご飯を朝食とし 腹ごしらえ そしてサブザックに 防寒具と 水を押し込む

念の為 ハーネスを装着そして テントの中で 靴を履き オーバーシューズを取り付ける 靴が古いため 強風で

つま先を保護する為である 

暗闇の中出発
小屋裏手より地蔵尾根に入って行くが まだ夜が明けない為 ヘッドランプを付けて行動 地蔵尾根は 雪は多いが

 多くの人で しっかり踏み付けられており 歩きやすい ハシゴ取り付きに到着するが 雪が多くアイスバーには変わっ

ていない ただ 曇りの為 風景を見渡す事が出来ないのが残念である 

地蔵の頭到着
稜線に出ると 風が強く吹き飛ばされそうである 風速15メートルは有りそうである 山頂に向かうかどうか 展望荘まで行

って判断することにした 

展望荘到着
山荘に到着するが やはり 数名の登山者が 判断を決め兼ねている様である 山頂方向を見上げると ガスの切れ間から 

数名の登山者が 登っている姿が確認出来た 前傾姿勢で かなりの風速を感じ取れる しばらくして先程のパーティーが 

出発して行った こちらも出発を決め 防寒のため ヤッケの下に一枚セーターを着込み 上を目指した

出発
風に耐えながら 前傾姿勢で 登って行くが 気を抜くと バランスを崩しそうである しかしアイゼンの爪は良く効き スリップの

危険は少ない 気が付くと赤岳山頂小屋に到着していた

赤岳頂上小屋到着
風が強く長くとどまることが出来ない 急いで山頂に向かう

赤岳山頂到着
強風の為 長く立ち止まれないので 何とか写真を一枚撮影し 急いで下山 その間約2分 下山開始

行者小屋へ下山

テント撤収 行者小屋を後にする

美濃戸口下山

 

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