5時
6時
8時45分
9時10分
10時20分
14時20分 |
起床 天候曇り 昨夜積雪があり 10センチ程 雪が積もっていた 山頂 アタックの
準備をした 風もあり 山頂付近では 氷点下 20度以下にはなると思われる よって
オーバー手袋も準備した
地蔵尾根経由 山頂目指して出発した 樹林帯を抜けるころには 足先は寒さの為 感
覚を失っていた 爪先を蹴りながら刺激を与え何とか耐抜く 出発より 約1時間30分
ガスの為ルートを見失う 下山も考えていた頃 尾根付近から声が聞こた その方向目
指して ビッケルを打ち込み 登っていった 滑落すれば 間違いなく 200メートルは落
ちるだろう 神経を集中し 何とか稜線にたどり着く事が出来た
出発から 2時間50分 赤岳頂上小屋に着く 写真を撮ろうと思うが 思うようにシャッタ
ーが切れない 手袋は外すと 1分と耐えれない 素早く 撮ってみたが うまくいかなか
った
赤岳山頂着 既に3人の先客がいた 厳冬に この場に立ったのは これで3度目
である あまりの寒さに 長居は無用 写真だけ何とか撮り終え 素早く下山を開始した
文三郎道を30分程下った頃には 風も止み 青空が見えていた 山の天候は変わりや
すいものだ
無事行者小屋へ下山した 往復4時間20分であった 少し休憩し 昼食をとっ
た後 12時テントを撤収し 下山に向け 行者小屋を出発し 美濃戸口に 着いたのは
14時20分である 疲れも無く快適な 山行であった
美濃戸口 到着
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