1日目 |
6時20分
9時05分
9時25分
10時50分
11時10分
14時40分
15時50分 |
何時ものように 沢渡駐車場に車を止め 5時40分の始発バスで上高地に入った 6時5分着 入山届けを提出し 装備を確認
スパッツを装着 ルート情報の確認 全てを終え
上高地を 出発 天候曇り雪 河童橋を横目に見ながら 先を急いだ 約1時間で 明神館に到着 そのまま徳沢園を目指す
8時25分徳沢園到着 何本かのテントが張られているが 人はまだ少ない
横尾に到着 ここが 涸沢 槍ヶ岳 分岐点である ここで20分程休憩をとる事にし この先食事が取れるかどうか分からない
ので家を出るときに作って来た おにぎり2個を口に入れた しばらく登山者の行く方角を見ていたが 通る人全て 涸沢方面に
入っていく槍ヶ岳方面は いない 昨日まで通行止めになっていた為か (もともとこの時期の槍は少ない) その後20代の男性
二人が スノーボードをショッテ 入っていった 食事も終えたことだし こちらも槍ヶ岳目指して出発する事にした
出発 一の股を越えたころから 積雪も多くなる 急斜面であは アイスバーンで アイゼンを装着した方が良さそうな箇所も所
々あるスリップしない様に慎重に超えて行く 二の股 付近で先ほどの若者二人を抜いた
槍沢ロッジ到着 15分休憩 ロッジの住人に 殺生ヒュッテまでの所要時間を聞く 昨日小屋の従業員が 肩の小屋まで行った
が 積雪でコンディションが悪く 約6時間ぐらかかったとの事だ また 一人途中で引き返してきたと言う男性に 風がきつく視界
も悪いので中止した方がよいとのアドバイスをもらう 少し検討たが とりあえず殺生ヒュッテ着17時を 目指し出発する事にした
出発 PM2時 途中抜いた 二十代の男性二人に再び抜かれてしまった とりあえず 抜かれ際どこまで行くのか聞いたところ
肩の小屋まで行くと言う 到着時間は18時を目安にしているとの事 どうも 本日上高地から山頂を目指しているのは この二人を
含め三人のようだ そして 最終ランナーになったようです しばらくして上から降りてきた人に再び山頂の様子を聞く 殺生までは
約二・三時間で行けるとの事 しかし山頂はアイスバーン状態で登頂できない そしてテントは 雪が深くて 掘り興すのが大変で
本日は1張りもないと言っていた その情報を聞き 一気に気力を失ってしまた もうすでに 8時間30分近く 歩いている事になる
体力もすでに限界に来ている また 雪も風もほ程ほどに有る いろいろ理屈を付け 自分に言い聞かせ
引き返すことにした どちらにせよ ココではテントは張れない 約1時間ほど 降りたところに テントが張れそうな 所があり 本日
はそこで ビバークすることにした
設営場所まで下山 雪面を掘り 設営に40分ほど費やし 16時30分テントに入る まずは雪を溶かし水を作り夕食にカレーライス
を食べた 睡眠は早めに取ろうと寝袋に入ったが 強風と 降り続く雪で なかなか寝付けない 何度かテントの状態を見に外へ出
たが 既に20センチ程雪が積もっていた やはり 中止したのが 正解だったようです |
2日目 |
5時 |
起床 寒さはあまり感じないが 風でテントが大きく揺れている 外に出てみると 雪は30センチぐらい積もっているが 天候は快晴
です 素晴らしい風景です 一気に昨日の疲れが吹っ飛びました 山頂を再び目指そうかと言う気になりました しかし風が強く
肩までは行けても たぶん山頂には 立てないような気がする 現在 この辺りで 風速6メートル 山頂付近で 15メートルは 出て
いるかも知れない 天気予報では 今日も 明日も安定しているようなので もう一泊 ココへ滞在し 槍沢の春を満喫することにした
近くを見回すと テントが二張り 中から外人さんが出てきて おはよう御座いますと挨拶された 日本語はあまり分からないと 言っ
ていたので 会話はしなかったが 素晴らしいと 何回も言っていた 一般に この時期 槍を目指す人は 横尾か 槍沢ロッジで
一泊するようだ 歳を取ると キツイ行程だ ( 若い頃は何も考えずに 何回か 行っているが )
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3日目 |
6時
7時40分
13時00
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起床 今日も天候晴れ 風は少しあるが コンディションはいい 今日は 下山を決めていたので 残念だが槍に別れを告げた
下山を開始した この次はもっと体力を付けて挑戦したい 下山で出会った人数は 横尾まで20人ぐらい
横尾を最終時間でAM10時には出発しないと 山頂までは行けない たぶん本日は この20人が山頂を目指すのであろう
上高地到着 13時10分の沢渡行きのバスに乗り込む
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