上高地入山〜徳沢園〜蝶ケ岳(泊)〜常念岳〜常念小屋〜大天荘(泊)〜
槍ヶ岳山荘〜
槍ヶ岳山頂ピストン 〜 殺生ヒュッテ〜馬場平(泊)
4日間の山行を終え上高地へ下山


    上高地入山 〜蝶ケ岳 〜常念岳 表銀座 大天井岳〜槍ヶ岳 縦走
日程
2011年10月9日(日)〜10月12日(水)
 1日目:晴れ
 2日目:晴れ
 3日目:曇り
 4日目:晴れ
宿泊
1日目:蝶ケ岳ヒュッテ テント場
2日目:大天荘 テント場
3日目:ババ平 テント場
4日目:上高地へ下山 
山名
蝶ケ岳・常念岳・大天井岳・槍ヶ岳
山域
北アルプス
入下山
上高地/上高地
歩行時間
27時間55分
槍ヶ岳
蝶ケ岳
常念岳
大天井岳
(10月08日)
東京 車で23時00分出発
(10月/09日)
沢渡駐車場
AM3時20分着    
沢渡出発5時40分→上高地着6時10分→上高地出発6時20分→徳沢園着7時50分 
徳沢園出発8時00分 → 長堀山着11時10分 → 蝶ケ岳ヒュッテ着12時10  テント設営
(10月/10日) 
テント場発5時30分 → 常念岳山頂着8時55分 → 山頂出発9時10分 → 常念小屋着9時55分
小屋出発10時18分 → 東大天井着12時18分 → 大天荘着13時30分    テント設営
(10月/11日) 
テント場発5時30分 → ヒュッテ大天井着6時00分 → ビックリ平着6時32分 → ヒュッテ西岳着7時55分
ヒュッテ西岳出発
8時05分 → 水俣乗越8時57分 → 出発9時10分 →東鎌尾根 →ヒュッテ大槍着11時05分→10分休憩
槍ヶ岳山荘着
12時08分→槍ヶ岳山頂着12時40分  山頂にて10分展望
槍ヶ岳山荘発13時05分 → ババ平着3時10分     テント設営
(10月/12日) 
テント場発7時0分 → 槍沢ロッジ着7時25分 → 横尾山荘着8時37分 → 徳沢園着9時34分
上高地着11時25分 
1日目




5時40分

6時10分

6時20分

7時50分

8時00分




12時10分








昨夜11時00分東京を出発し 扇沢に到着したのは3時10分すぎであった すでに 100台近く止めれる沢渡駐車場は満車で 迷惑のかからない指定外の場所にスペースが1台あり かろうじて止めることができた

その後1時間の仮眠を取る 

上高地行バスに乗り込む ほとんど席は埋まっている  

上高地着 3連休中日とあって 人であふれている

入山手続きを終え素早く出発する

徳沢園到着 10分の休憩をとり 長い長堀尾根でズボンの汚れを防ぐため スパッツを取り付ける

徳沢園出発
長堀尾根に取りつくが 足取りは軽く 順調である 先月来た時よりも ザックの中身は3キロほど重くなっているが なぜか 重さを感じない

休憩することなく 3時間10分程で長堀山に到着した ここまで下る人5人 追い抜いた人 一人 この時点で人では少ないように思われた

蝶ケ岳ヒュッテ到着
予想を反して 人では多く 小屋は満室である テント場も 既に多くのテントが設営されている まだ 余裕があるので素早く 場所の確保をする

14時を回ったころには テント場はいっぱいで 設営場所もない程である その上 パーティ組も多く 大声で山談義をしている 

山談義は よいが 静かに 語ってもらいたいものである  17時夕日も落ち暗闇の中 夕食を終シュラフに潜り込む 周りがうるさく 

寝付く事が出来ない 何度か外に出るが 星が奇麗で 明日も晴天のようだ 

2日目 3時30分




5時20分




8時50分








9時50分








10時18分






13時20分





13時55分
起床
殆ど睡眠を取る事がなく 朝を迎えてしまった この人数ではトイレの順番待ちが大変なので 先に済ませることにし 早いが朝食を

済ませる 外は少し気風があるようだが 行動には支障はなさそうである 

蝶ケ岳ヒュッテ 出発 本日は連休最終日の為 下山者はいても 縦走者は 殆どいないものと思われる
本日は 大天井岳まで 9時間を 想定している 出発するころには風も和らぎ 快適な1日になりそうである 思った通り 常念岳方面は

殆どいない 右手に穂高連峰をみながら のんびり山を楽しむ 最高の幸せと感じながら キツイ常念岳の登も 楽しみに変わっていく

常念岳山頂 
山頂には 常念小屋方面からと 思われる登山者で賑わっていた 皆の気持は同じで 自分の足で登った 常念岳の山頂 自分だけにしか

見れない この景色 紅葉は 外れたが しかしこの素晴らしい日本アルプス 感動である それぞれが写真を撮り また食事をしながら 

ひと時を楽しんでいた  10分休憩をとり 常念小屋へ と 出発した 下りも大変で人人人の山である しかし あわてることなく ゆっくりと

常念小屋を目指した

常念小屋到着
やはり天気が良く大変な人出賑わっていた  自分も 20分ほど 休憩を取ることにし 行動食を 口にする そして一人 一人を 良く

観察すると 登山装備も良く かなりお金をかけているいる様子が良くわかる 昔はニッカポッカで キスリング 暗いイメージがあったが

時代とともに 装備も派手で 色鮮やかである 若い人たちを見ると 服装も派手で流行を追いかけているみたいである これも 世の中の

流れであろう

常念小屋出発
横通岳への登り 休憩のせいか 少し体が硬く ゆっくりとスタートした 約30分程で横通岳トラバースに入る 疲れも無く最高の気分である

しばらく行くと デーバックを背負った ご老体に 抜かれてしまった 凄くは早い足取りである 後で分かったのだが 大天荘を 常念小屋

からピストンしたようである 仙人のようであった  

大天荘到着
小屋は泊り客は現在1人で テント場は 1張りもない 本日 私1人のようである 受付を済ませ 好きな場所へ 自由自在ど真ん中へ 堂々

と設営をする ビールを 購入し とりあえず1人で 今日までの疲れをねぎらった


大天井岳山頂
30分程で山頂をピストン出来るので 記念に山頂に立つ  西に槍ヶ岳 西に 燕岳と燕山荘 眺めは最高である

3時過ぎ1人 4時過ぎ もう1人 合計 本日は 3張りのテントが 花を咲かせた  17時過ぎ頃から 西風が 吹き始め その後 次第に強く

8時9時 テントが飛ばされる勢いである 外に何度もで ロープの張り直し 何度も行った 辛い一夜になりそうである 睡眠もとれず 2時

3時 とうとう一睡もできなかった 昨夜と同じ 3時30分 起床 トイレを済ませ 朝食の準備をするが 風が強くガスを扱うもの大変である

とうとう ガスが怖いため 何時もの お餅はあきらめ 少しだけ温めたお湯で レトルト食品で五目飯にした 」

5時を回った頃から少し風が収まり


3日目 5時30分




6時30分






7時55分








8時55分






11時05分




12時05分










13時10分












15時10分
大天荘出発 
素早くテントを撤収 暗闇の中ヘッドライト付け 槍ヶ岳を目指した 本日は 槍ヶ岳方面は私一人のようである

出発して 間もなく 大天井の長い下り 足もとに気を付けて ヒュッテ大天井を目指す

ヒュッテ大天井到着
小屋は昨日で 今シーズンの営業を終了したとの事であった 泊り客は3人 酒は飲み放題 大サービスだったそうです

ここでヤッケうを脱ぎ まずはビックリ平を目指す 呼吸を整え 歩くペースを一定にし 樹林帯を進む 30分程でビックリ平を通過した 次の目標

ヒュッテ西岳である 途中赤岩岳山頂では 白馬 五竜岳 針の木 そして槍ヶ岳 北鎌尾根 多くの山々が望め 満足のいくルートである

ヒュッテ西岳着
やはり小屋は昨日で営業を終了したとのことであった 約10分休憩を取る その後水俣乗越へ下る途中に 70歳近いご老体と出会う

この場では 人とすれ違うはずのない時間帯であったので 声をかけて見た すると早朝4時に槍ヶ岳山荘を出発したとの事 ヘッドライト付けての

東鎌尾根は大変危険だと思われるが 雪の残る日陰もアイゼン無しで通過したとの事  かなりの経験さであろう 時間通りの 通過である 

10分程話を交わし 水俣乗越へ 到着した 

水俣乗越
前回は体調が悪くこの場より槍沢大曲へと下山した 今回は体調も良く いよいよ東鎌尾根へ楽しみながら 取り付くことにした
            
アップダウンは激しいがルートが綺麗に整備され 通過に それほどの体力は使わない 快適なルートである はしごも何本か固定されている為 

約2時間でヒュッテ大槍に到着した

ヒュッテ大槍
ここまで来ると 槍ヶ岳は すぐそこである 目の前には大きな槍ヶ岳そしてその方には槍ヶ岳山荘 下を見下ろすと 殺生ヒュッテ 一気に気力を

取り戻し ウキウキしながら 槍の肩を目指した

槍ヶ岳山荘到着
ついに来ました 蝶ケ岳からのルート 体長不良と 天候不良 3回目にしてようやく到達 20年振りである 周りは変わらないが 小屋は 奇麗に

改装されているようだ  なぜか 奇麗すぎて 中に入るのは止めることにした やはり 山小屋は それなりの 風格が大切でだ (ここは 山なのだ

ホテルはいらない) いよいよ山頂を目指すことにした 昔とまったく変わらないルート 20分ほどで山頂に到着 山頂では 晴れ間はなく 全体の

透明感はない なんとか見渡せるものの 良い写真は撮れそうもないので とりあえず到着証明写真を何枚か取り 目標を達成した 

10分ほど山頂に滞在し 15分で肩まで下山 

槍ヶ岳山荘出発
もう少し留まりたかったのだが 山荘が 立派すぎて なぜか早くこの場を立ち去りたくなってしまった 外にいた小屋のおやじに 横尾までの

所要時間を聞くと4時間ということであったので 計算上5時を 回ってしまう為 諦めて 今夜の宿泊地を 馬場平に 決めた しらじらしく

おやじに 馬場平テント場の 受付はどうすればよいのか聞いてみた (槍沢ロッジが管理している為 小屋はテント場より20分ほど下った所

にある そして 槍沢ロッジと この山荘は同じ経営者である)  支払いのために 20分は下れないよ おやじ ゆわく それは まあ いいんじゃ

ないのと おやじの 支払わなくていいと言う承認を得た シーズンは昨日で終わり 十分儲けたのであろう  ふところ 大きいな (次の日 

下山途中でロッジに立ち寄り 500円支払いました) 

ババ平到着
すでに3張りテント場立っていた ここは水も出るし 地面も 平で 久しぶりに 睡眠がとれそうである 15分程で最終日のテント設営 

隣の テントの住人としばらく山談義に花が咲いた この住人大変な人物であった 高橋和義率いるカモシカ同人(カモシカスポーツ) グループに

所属し 若いころから 山に親しみ グランドジョラス アイガー マッターホルン スイスアルプスをはじめ ヒマラヤまで遠征したとか 今は山岳

ガイドをしていて 世界の山を飛び回っているとの事 素晴らしい 憧れである 話は1時間以上続いた

7時00分 ババ平出発
テントを撤収し 下山を開始した (テント代金は 槍沢ロッジに支払いました)

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