1日目 |
7時30
9時10分分
9時30分
10時05分
12時30分
13時30分
17時00分
19時30分
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東京発 23時25分発 扇沢着 3時40分着 ターミナルには無料駐車場は無くなり 少し手前に有る 無料の駐車場を利用する
シーズンにもなると土日は満車になる為 早めに到着しなければならない 今回は予想を反し 殆ど車は止まっていない
始発が7時30分の為 3時間ほど仮眠を取る
扇沢出発
室堂到着
山岳警備隊へ入山届けを提出 掲示板には 2件の遭難死亡事故が報告されていた
室堂出発
準備を終え ターミナルを出ると 外は今だ雪の中 目の前には美しい 雄山の姿が映し出される 天候は良さそうである 剱岳は
ガスに覆われ展望することは出来ないが 前方には 本日登り切らなければならない雷鳥沢が見えている まだ雪の多く残る遊歩道
ゆっくり歩いて約30分 雷鳥沢取り付きに到着する
雷鳥沢到着
素早くアイゼンを履き 目視でルートの確認 この沢は幅が広く 自由にコースの選択が出来る 中層部を見上げると スキーヤーが
気持ちよさそうに登って行く姿が目に映る この時期は登山者より スキーヤーの方が多いと言う事である 早速沢に取り付くと 雪の
状態は 良好で アイゼンの爪に不安は無い 気持ちよく食い込む為 足への負担は少ない 昨年より疲れも少なく快適な登行である
途中で休息を取り 周りの景色に気持ちの言い感動を味わい疲れを取る そして約2時間25分で 雷鳥沢を登りきる
剣御前小屋到着
小屋は想像以上の人である その殆どがスキーヤーの様で この時期ならではの光景である 剣御前山頂近くにもスキーヤーの
姿が確認できる 積雪期に 剱岳山頂に立つ人の中に スキーヤーが 多く含まれるのも 理解できる様な気がする 10分程休息を
取り 剣沢を目指すが ちょうど3分の1程下った所で ストックを 剣御前に忘れた事に気が付く 大失敗である しかし今回は 体調も
良く ザックを下ろし 空身で ストックの回収に 向かうも 約15分程で たどり着く
剣沢テント場到着
昨年は 誰も居ない剣沢であったが 本年は 近くに一張りテントが立っていた その後テントの撤収下山して行った しばらくして
入れ替わりに 大学の山岳部らしきパーティが到着 近くにテントを設営 厳しい指導を行っていた
テント場から見上げる剱岳は とても美しく 感動的である 本日は時間もたっぷり残っている為 最高の景観の中で のんびりとした ひと時を過ごす事が出来た
テント場には 水も出ている為 食事には時間はかからない 早めの夕食を取り
シュラフに もぐりこむ
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2日目 |
2時30分
3時30分
4時25分
4時30分
7時10分
8時00分
8時15分
11時25分
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起床
風も無く 天候は良さそうである 素早く朝食を終え 出発の準備をする
剱岳山頂目指して出発
アイゼンがしっかり 雪に食い込み 歩き易い
平蔵谷出会い到着
約1時間で 平蔵谷出会いに到着した 源次郎尾根取り付きには 一組のパーティーが既に到着し 入り口を探して居る様である
しばらくして お隣さんのパーティーが 到着 源次郎尾根夏ルートから入って行った 私も源次郎が頭を横切ったが U峰の待ち
時間を考えると 今回はやはり平蔵谷からの 登頂を決行した
平蔵谷取り付く
平蔵谷の雪渓の状態は非常に良好で アイゼンの爪が しっかり食い込み 不安は無い 途中で休息を取るも 気が付けば稜線上
の岩に進路を示す矢印が確認出来た そこは平蔵のコルである 左方向を見上げると 別山尾根の後ろ向き下降地点が写しだ
される
平蔵のコル到着
ここから山頂は近い 予定外の早さに 一気に疲れが消えていく 右手には カニのタテバイが確認出来た 積雪の為 登攀距離
は短い ここからはアイゼンを外し 鎖に取り付く 約40分で山頂に到着する事が出来た
剱岳山頂
誰も居ない剱岳山頂 360度の展望は感動的である 写真を撮り終え 源次郎尾根U峰を見下ろすと 朝出会ったパーティーが 懸垂
の準備をしている様である 全員の懸垂を終え ここまで到達するには まだ2時間近くは かかりそうである
下山開始
下山は 平蔵のコルから 使い古しのヤッケズボンを 一枚穿き 一気にシリセードで下る 約30分で 剣沢出会いに到着した
ここから テント場までのキツイ登り返しを ゆっくりと時間をかけ 無事帰り着く事が出来た
剣沢テント場到着
剣沢から剱岳山頂までの往復時間は8時間であった
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3日目 |
3時30分
5時05分
5時55分
8時05分
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起床 朝食と 下山の準備を済ませ テント撤収
下山開始 大学の山岳部パーティは 4時30分テント場を後にした為 現在剣沢には 私一人である そして この後は しばらく
剣沢も静まり返ることであろう
剣御前小屋到着
約50分で剣沢を 登りきる 剣御前小屋は スキーヤーの朝食の時間の様で 小屋外には 人は無く静まり返ってた 休息を
取る事無く 一気に 雷鳥沢を下り切る 約45分で 雷鳥沢取り付きに到着
今回は山頂に立てた事も有り 気分は爽快 最後にもう一度 雷鳥沢を振り返り 休む事無く そのまま足を進め 室堂に 帰り着く
下山は 剣沢から 約3時間であった
室堂到着
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