1日目 |
7時30分
8時35分
11時55分
14時時30.分
16時05分
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毎年この時期は 黒部ダムより 入下山 下の廊下を下り 内蔵助谷からハシゴ谷経由真砂沢である 多くの登山者を避ける為 連休
一日前に入山 その為 真砂沢まで殆ど人と出会うことは無い 今回は 連休前日まで天候が悪く シルバーウイークと重なってしま
った 黒部駅を下の廊下方面出口へ
黒部駅出発
ここで5.6人の登山者と出会う 少し挨拶を交わし 下の廊下へ下る 天候は良く 気持ちの良い山行である 約1時間で内蔵助谷出会
いへ
内蔵助谷出会い
ここから急登が続く しばらく行くと 山肌が崩れ 危険な箇所が現れるが 今年は 巻き道が作られ 安全に通過することが出来た
内蔵助平
内蔵助平を過ぎ ハシゴ谷方面へと入って行くが 今年初めて 道に迷ってしまった ハシゴ谷も近くなった頃 小休憩をしていると
2パーティが 追い越していった すれ違いざまに 挨拶を交わし ハシゴ谷はもう少しですよ頑張って下さいと声をかけた 休憩を終
え 出発 しばらくして パーティに追いつき 後方をしばらく歩いて行くが 左方向へ回る場所が現れない しばらく止まり周りを確認
この辺りは木が倒れ 斜面が少し崩れている どうもコースが違う様である (下山時に確認したところ やはり左に進む場所が倒れ
た木でふさがれていた) その間にパーティは先に進み見えなくなってしまった 声をかけるも届かない 仕方ないので 後を追い つ
いにヤブコギに 斜面は急登になり笹をつかんで必死で先へ進む この辺りの地形を考え上まで行く事にした そして山頂と思われる
地点で パーティに追いついた 笹は背丈より高く 全く見渡せない 完全に迷った様である ザックを置いて ルートファインティング
どうやら ハシゴ谷から右方向の 展望台近くに居る様である 約1時間30分さ迷い やっとハシゴ谷へ辿り着く
ハシゴ谷乗越
その後パーティと 真砂沢まで一緒に行動した (真砂沢でその話を伝えると 昨日やはり道に迷い ビバークしたパーティが居ると
の事であった)
真砂沢ロッジ着
真砂沢には既に多くのテントが立っていた 設営場所が殆ど無く 少し寝心地は悪そうであるが 小さな場所を見つけ 石ころを取り除
き 草をむしり 何とか場所を確保 そして小屋のオーナーで 山岳ガイドの佐伯成司さんに挨拶 日本酒を振舞って頂いた 今回は
登山者が多く 話は多く出来なかった 小屋のスタッフに 明日登る源次郎尾根と長次郎谷 平蔵谷 そして今回計画している北方
稜線の情報を伺う いきなり今回は中止した方が良いとの事であった 明日は多くのパーティが源次郎尾根に入り 早いパーティは
2時30分頃出発と聞いているとの事であった その為U峰で 間違いなく渋滞し 長い待ち時間が発生するだろうとの事であった 行き
たい気持ちが強いが 仕方なく今回は連休を選んだ自分が悪いのだからと あきらめる事にした
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2
日目 |
12時30分
1時40分
2時40分
2時50分
5時55分
6時55分
7時25分
7時35分
8時50分
9時00分
10時10分
11時05分
11時45分
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起床
テント場出発
昨日の話から 今回初めて 早朝 それも1時40分テント場を出発した 今年は雪渓が多く 小屋前から雪渓に下り大滝近くまで登る
そして滝を巻き また雪渓に戻る 約1時間で平蔵谷出会い 源次郎尾根取り付きへ到着
平蔵谷出会い着
源次郎尾根取り付き
暗闇の中雑草を進み 突き出た岩に到着 ここは少し難所であるが 古びたフィックスロープが張られている為それ程難しくはない
ただ怪しいロープに 何時も危険を感じる 今回も利用させて頂く事にした そして30分程進むと 6メートルほどの壁が現れる ここも
少し難所で 私は右側から取り付いていたが ここにも3年程前からフィックスロープが張られている為 特に問題なし 今回も利用さ
せて頂いた 後はU峰の懸垂を除けば 山頂までそれ程危険な所は無い この辺りから 少し体力が落ちてくる ハアハア ゼイゼ
イ 息が荒くなる 考えて見ると 今年で60歳 平素体力作りはしているつもりでは有るが やはり歳にはかなわない 森林限界を越え
る頃 剣沢をヘッドランプを付け下ってくる列が見えて来た 1時間以上の差は有る様なので安心 何とか今年も T峰 U峰で ゆっく
り絶景を楽しめそうである
T峰ピーク到着
T峰ピークに到着する頃にはすっかり世も明け 絶景が楽しめる 気持ちの良い夜明けである 小休止の後 U峰へのルートを目視
一旦下り 登り返し そしてU峰ピークへ
U峰ピーク着
ここで大休止 特に ここからの見上げる本峰は感動的である この時間 山頂には既に多くの登山者た立っている様だ そして八
ツ峰 後立山連峰 360度の展望 絶景である 今年もこの綺麗な景色に感動を味わう事が出来た そして長次郎谷を見下ろすと 右
左俣分岐に
る熊の岩には 数えただけでも 12張りのテントが立っている 八つ峰に多くのクライマーが挑戦している様である 360度の眺望を楽
しみU峰の懸垂下降へ
U峰ピーク出発
懸垂下降を終えれば 後は ここからは 約1時間15分で 山頂へ到着する
剱岳山頂着
山頂では多くの登山者が 絶景を楽しんでいた あまりの多さにビックリ 今回は今年6月に続いて2回目の登頂である 先程通過し
たU峰ピークを見下ろすと 5・6人のクライマーが 懸垂下降の準備をしている様である これだけの時間差があれば 北方稜線は行
けていた 残念 (装備 特に水と食料があれば決行 PM6時頃には真砂沢に下山出来ただろう)
山頂出発
山頂は早めに切り上げ 下山開始 昨年は長次郎谷からであったが 今年平蔵谷は例年に比べ雪渓が多く残りクレバスは無いとの
事なので 平蔵を選択 しかしまさかカニノヨコバイで30分程の待ち時間が有るとは考えもしなかった (U峰で待ちが無く ここで待つ
とは)
平蔵のコル
平蔵谷はやはり雪渓は多く残り クレバスは無い 危険を感じる事無く 剣沢源次郎取り付きに到着
平蔵谷剣沢分岐着
真砂沢ロッジ下山
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3
日
目 |
6時25分
8時05分
9時35分
11時55分
12時55分
13時30分
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真砂沢出発
テント撤収 内蔵助谷 経由 黒部ダム へ 下山開始
ハシゴ谷乗越
入山時 内蔵助平からハシゴ谷乗越へ向けて 河原を歩行中 終盤も差し掛かった時 コースをコースを間違え 展望台方面に迷い
込む下山時場所の確認をする 本来の登山道が 倒れた木でふさがれていた 本来左に回り込まなければならない所 直進した様で
ある 下を向いて歩行していたら これでは分からない 間違い場所はここの様だ 頭に叩き込み 下山開始
内蔵助平
下の廊下分岐
黒部ダム直下
黒部駅 下山
真砂沢を出発して7時間05分 黒部ダム駅に下山した
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