上高地岳沢〜天狗沢〜ジャンダルム手前〜天狗沢〜岳沢テント場
岳沢〜上高地下山

    上高地〜岳沢〜天狗沢〜ジャンダルム〜天狗沢〜岳沢下山あッジ沢ロッジ」
日程
2014年5月5日(月)〜6日(火)
 1日目:曇り 雨
 2日目:曇り 晴れ
宿泊
1日目:岳沢 テント
2日目:上高地下山  
山名
穂高連峰 ジャンダルム
山域
北アルプス
入下山
上高地/上高地
歩行時間
7時間30分
5月 穂高連峰

ジャンダルム

(5月4日)
東京 車で23時30分出発
(5月/5日)
沢渡大橋駐車場
AM3時30分着
沢渡6時00分→上高地着6時30分→岳沢登山口6時50分→岳沢小屋約9時35分
(5月/6日) 
岳沢テント場発4時45分 → 天狗のコル着7時00分 → ジャンダルム手前  断念8時30分 → テント場着9時45分 → 

テント撤収 11時15分 上高地着13時10分
1日目

6時00分

6時30分




9時50分







9時30分





昨夜11時30分東京を出発 3時30分沢渡大橋駐車場着 5時まで車内で仮眠 

沢渡大橋

上高地着 
天候が悪く 小雨の中 素早く入山届けを提出 本日は時間がたっぷり有るので ゆっくり出発 河童橋では 何時もと違い観光客は

少ない のんびりとした山旅である

岳沢入山口到着
地面は濡れコンディションは悪そうである 天気予報では 少しずつ回復との事であったが 予想を反し悪くなる一方である 

途中から完全な雨に変わり 上下ヤッケを着込む 樹林帯を抜け 河原に出る頃には 視界も殆ど無い 辛うじて見える西穂高沢には 

登山者は確認できない 積雪は昨年より少なく 雪渓はかなり上のほうからになる 


岳沢小屋着
完全に雨に濡れての到着である テント場は 本日下山する人が多く 自由に設営して下さい との事である 雨の中 何とかテントの

設営を終え 中にもぐりこむ  ヤッケはびしょ濡れで このままだと 明日の登山に支障が出る為 バーナーを焚き 少しでも

乾かしたい しかし雨はますます強くなり 思うようにいかない 結局表面が少し 乾いたぐらいであきらめ 天候の回復を待った

本日は このまま 明け方まで テントの中で 過ごす事になる  雨は深夜になっても上がる事はなかった




深夜になっても雨は 雨が上がる事はなかった



ためとのことである

さそうである 先月とすっかり景色も変わり 積雪は殆ど無い 気温も この辺りでは氷点下になる事は無くなったとの事である

赤岳鉱泉に近づくと さすがに積雪も増え 路面は凍結 アイゼンを付けたい所であるが 我慢して 赤岳鉱泉まで行く事にする

赤岳鉱泉到着
予定通り 3時間で到着 アイスクライミング施設では まだ 誰も取り付いては居ない 登山者も少なく 人では少ない

テントの張り数も少なく 自由に設営場所を選ぶことが出来る 今回は前回テントのポールを破損させた為 慎重に 張る

その後 時間はまだ早いが 昨夜の仕事疲れと 夜通しの運転で 早めにシュラフに潜り込む

2日目
2時00分







4時15分







7時00分















8時30分




9時45分




11時15分



13時10分



起床
今回は 3時出発を決めていたが 外は まだ小雨が降っている  中止も視野に入れて とりあえず朝食をとる事にした 

天気予報を確認した所 明け方には 止むとの事なので 3時の出発は諦め ジャンダルムだけでも 目指す事にし 出発

の準備をした


出発
雨は上がり曇りである だんだんと回復という情報も有り まだ乾かぬ ヤッケを着込み 出発した

天狗沢は思ったより雪が閉まり 快適である しかし 落ちて差ほど時間が経っていないブロックが 数多く 確認できる

雪崩に注意し コースを選びながら 稜線を目指す


天狗のコルに到着
何時もより時間はかかったが稜線に飛び出る事が出来た 

稜線は想像していた以上に 深雪が多く トラバース等は危険と思われる 丁度その時 3人のパーティーが下山して来た

昨夜は下山出来ず ジャンダルム近くにビバークした との事である 雪質は悪く 非常に危険との事である とりあえず

行ける所まで行く事に決め 出発 いきなり膝下まで 雪に埋もれラッセル状態 そして 急斜面ではアイゼンが効かず スリップ

それでも しばらく 前進 ジャンダルムまで 後ひと峰越えれば到着するが かなり危険な状態なので 残念では有るが ここで

断念し 引き返すことにした その頃 上空では ヘリコプターが 頻繁に飛び交う様になる 真上に居る様に感じたが どうやら

奥穂高岳山頂の上を旋回している様だ 何か事故が起きた事が伺える


滑落に注意し 時間をかけ慎重に下山 雪も柔らかく スリップには特に神経を使う 何とか 天狗のコルまで下りてきた

ここで 破けても良いヤッケを 上に着込み コルから一気にシリセード 登って来る人は誰も居なく 気兼ねなく滑り降りる


テント場下山
何とか事故無く下りて来る事が出来た  上空では 4〜5機のへりが旋回している 報道関係のヘリと言う事である

小屋で話を聞くと 奥穂高岳南稜で 動けなくなっているクライマーが 数人居るとの事である 早く救助出来る事を祈りたい

下山開始
テントを撤収し下山開始したが 上空では まだ多くのヘリコプターが旋回していた


上高地到着

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