1987年5月2日〜4日

岳沢経由 天狗沢 ジャンダルム 穂高 山行記録
ジャンダルム山頂に立つ
時間切れの為以後
 中止

    岳沢〜天狗ノコル〜奥穂高岳〜前穂高岳〜明神沢 〜岳沢
日程
1987年5月2日〜4日
1日目:晴れ、
2日目:晴れ
 
3日目:晴れ 下山
宿泊
1日目:岳沢 テント
2日目:岳沢 テント
3日目:下山 
山名
奥穂高岳
山域
北アルプス
入下山
上高地/上高地
歩行時間
13時間30分
岳沢

はじめての岳沢 積雪も多く ジャンダルム山頂には
立つ事が出来た
その後 出会った鳥取県からの登山パーティに説得され 
縦走を断念 ザイルを組ませて頂き 岳沢へ下山した
5/1)
東京 車で10時30分出発
(5/2)
沢渡駐車場3時過ぎ着  6時発上高地行きバスで 上高地到着6時40分  
上高地出発 7時15分→岳沢ヒュッテ着11時30分

(5/3)
岳沢テント場出発
5時00分 天狗沢 → 天狗のコル着8時30分 → ジャンダルム山頂着11時00分 時間切れの為 中止 
天狗のコル着
13時50分 天候が良く 天狗沢の雪崩がの危険性を避け 15時30分まで この場に留まる→ テント場着16時50分
(5/4)
岳沢テント場出発7時00分 → 上高地着9時20分

1日目
3時過ぎ




6時40分



7時15分
















11時30分
















19時00分

沢渡駐車場に到着 始発のバス時間まで 車で仮眠する 6時上高地行きバスに乗車 ゴールデンウイーク

とあって 登山者は多いが 
 

上高地着  はじめての 岳沢からの奥穂高岳への登山である 色々情報をきき 上高地より 一番近い 

穂高への拠点地 岳沢からの 入山を決意した 

上高地出発
河童橋は変わらずの風景で 登山者と 一般観光客で賑わっている

今回初めて河童橋を渡り対岸から 岳沢へと 入って行く 岳沢分岐までは 約40分で 到着した ここからは 樹林帯

を通り抜け 約2時間で 岳沢へ到着する 今回アプローチが短いため 急がなくても キャンプ地までは 2〜3時間

で 到着できる 時間をかけゆっくり登って行くが 案外 登山者が多いのに ビックリである 樹林帯を抜けたところで

朝食の おにぎりを食べ 西穂高岳から 奥穂高岳への稜線を 展望する 天候が良く 目の前に 穂高連峰が 映し

出され 素晴らしい眺めである 休息を取っている間も 多くの登山者が通過していく こんなに人気のコースとは

今まで全く知らなかった 後から聞いたのだが 岳沢まで 日帰りで写真を撮るために入山する人も多く 人気のコース

との事 確かにアプローチが短く 穂高連峰を まじかに展望することが出来る素晴らしいコースかも知れない

岳沢テント場到着
テント場は 小屋より 少し離れた 高場に 作られていた (雪崩の危険の為)  とりあえず 設営場所を 確保し

風除けの為 雪を少し掘り起こし 固めなければならない 時間のかかる作業である ザックから スコップを取り出し

雪堀に専念した 1時間近くかかってしまったが 何とか ツエルトを 立てることが出来た テント場に ルエルトなんて

周りを見渡しても誰もいない 変わったやつが居ると 周りの人は見ているに違いない 

小屋に テントの受付をしに 向かったが 10分近くかかってしまった 案外不便なテント場である  本日は もう

何もすることが無いので 昼食にラーメンを作り 後は 夕方まで 明日登る天狗沢を 眺めたり 地図でコースタイム

など研究しながら 時間を つぶした この拠点からは 殆どの登山者は 雪崩の多い 天狗沢さけ 奥明神沢から奥穂高岳

を目指すとの事である

シュラフに潜り込む  

2日目
4時00分






5時00分








8時40分




11時00分











11時30分




13時50分


15時30分




16時50分




起床 
朝食は切り餅である このスタイルは 今まで全く変わっていない これからも 変わる事はないと 思う

アタックザックに 防寒具と 昼食の パンと ソーセージを ザックに詰め込む  後は小屋でトイレを済ませ

出発するだけである

小屋を出発
アイゼンを装着しているが 雪質は あまり良くない見たいである 沢の中央から 登り始めるが 雪は柔らかく

少し足もとが沈んでしまう 嫌な予感が頭を横切った  雪に足を取られ 体力と時間を失っていく 何度も休みながら

コルを目指す しかし予定より 30〜40分遅れで天狗のコルに到着した 稜線は少し風はあるが 天候が良く 寒さは

全く感じない 少し休憩を取り いよいよ核心部のザンダルムから 奥穂高岳を目指す

天狗のコル出発
前方には 4〜5人の登山者が 目に入ってきた 雪は多く 歩きやすい 何とか このペースで付いて行きたい

休むことなく 進んでいくと いつの間にか ジャンダルムまで 来てしまった しかし 時間は もう11時近くになっている 

ジャンダルム取り付き着

前のパーティは2パーティで やはり 前進するか 考えていたが 1パーティは 進むことを 決意した見たいで

ジャンダルムを 右にトラバースして行ってしまった もう1パーティは 私より3〜4歳程歳上の人で 中止を 決断

した見たいである その後2人に説得され 下山を決意した  鳥取から初めて このコースに挑んだとの事であった

ホームベースは 大山で 夏 冬通して 通っているとの事である 中止を決めてからは 時間余裕が出来るため  ジャンダルム

だけでも山頂に立ちたく 雪壁に 取りつく 雪は多く 山頂には 差ほど時間を費やすことなく 立つ事が出来た 

ジャンダルム山頂着
ここからは 奥穂高岳山頂が 目の前に浮かび 手が届きそうである すでに多くの人が 登頂している様子が確認できた

その後 鳥取から来ている2人のパーティに加わり ザイルを組ませて頂き 天狗のコルまで引き返した

天狗のコル着
雪崩の危険がある為 雪の閉まる時間帯まで ここで 約1時間30分 留まる事にした 

天狗沢下山 
まだ雪は柔らかく 少し不安はあるが 下山開始 とりあえず シリセードで下ってみた 少し雪に沈むが 何とか

下れることが出来た 何度も止まってしまうが 約1時間20分で 岳沢テント場に到着した

テント場到着
奥穂高岳には立てなかったが ケガ無く 無事下山出来たことを祝って 小屋でビールを買い 3人で 乾杯した

3日目
7時00分


テント撤収 上高地へ下山開始

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