2021年04月11日〜12日 晴れ

updated 2021.04.20
戸倉ゲートから 入下山 平ヶ岳・至仏山 ジャンクション近くでビバーク
平ヶ岳
ウィキペディアより

平ヶ岳(ひらがたけ)は、新潟県魚沼市群馬県みなかみ町の境界にある標高2,141mの日本百名山のひとつ。

山頂の北東約0.2kmに二等三角点「平岳」(標高2,139.6m)が設置されている。新潟県側の山域は越後三山只見国定公園に属する。
この山の登山道は、魚沼市鷹ノ巣地区の国道352号上に登山口があり、そこから下台倉山〜台倉山〜池ノ岳を経て平ヶ岳山頂に至るのが正規ルートである。行程が長い上に山中に山小屋はなく、キャンプも禁止されているため、健脚者向けの山である。よって、登山口を早朝に出発する必要がある。この他にショートカットとして中ノ岐林道からの登山道があるが、林道は入会地のため一般車両の乗り入れが禁止されており、登山開始点までの交通の便が悪い。

ジャンクションピークを過ぎ 平ヶ岳への稜線


2021年04月11日〜12日

  平ヶ岳・至仏山 



今回以前から計画していた積雪期の日本百名山である平ヶ岳を決める 10日深夜戸倉通行止め手前駐車スペースに到着 仮眠を取りAM3時ゲートをくぐり自転車で出発 まず津奈木橋まで自転車走行 前回は1時間05分で到着したが 今回は荷物が重い為1時間20分程かかってしまった 本当は鳩待峠まで行きたい所だが 今回オプションで至仏山を経由して直接津奈木橋へ下山を考えている為だ (目的はあくまで平ヶ岳) 津奈木橋へ自転車のデポを行い後はテクテク鳩待峠へ

5時25分鳩待峠に到着 既に自転車は何台かデポしてあった 真っ直ぐ山の鼻へ下って行くが途中小川が流れ対岸に渡れない200mぐらい下ったが渡れないので登り返し飛び石の上を利用し落ちない様に何とか渡る事が出来た 山の鼻へ下ると広大な雪原 素晴らしい 目の前には明日登る至仏山が映し出される 一様目視でルートを確認する 

山の鼻から気持ちの良い雪原歩き 途中再び小川を対岸に渡らければならないが行けども行けども渡る事が出来ない 約1時間20分 大白沢山への登りが近づいて来た所でやっと雪で繋がり渡る事が出来た 登りに入って少し経った頃 コースの異変に気付く 右俣もしくは尾根を直登するつもりが左俣に入っている様だ かなり急なので 本来の尾根コースに修正 まずはジャンクションピークだ 1時間程登った頃 平ヶ岳を諦め撤退中と言う2人組スキーヤーと話を交わす ジャンクションピークまで行ったが時間切れで諦めたとの事 想像以上に時間を費やし辿り着けないとの事であった 激励され 先を急ぐ 平ヶ岳には12時頃を計画していたが到底つかない 計画を変えPM3時までと決め疲れた体にムチを打つ 10時30分ジャンクションピークに到着 目の前に平ヶ岳が映し出される 遥か遠くである 焦ることは無い 本日は日が落ちる前にビバークと決めている為だ 少し休息を取りザックを下す 振り返れば至仏山も綺麗だ 天候が良く風もない 最高の天気だ 

ここから雪に足が取られる為スノーシューに履き替え出発 1ピークを越えると素晴らしい眺望だ 遠く大きく映し出される平ヶ岳を眺めながら進んで行く 目視で測る距離感と実際の距離が違う様だ 1時間と計算した所が2時間もかかってしまう コンデションも悪いが 山が大きく実際はまだ距離は離れている様だ

クタクタになり白沢山を越え平ヶ岳直下に到着 目の前に山頂が見えている 最後の力を振り絞り平ヶ岳山頂へ 何度も足を止め振り返り眺望を楽しむ 体は疲れっ気っているが なぜか楽しい時間だ この瞬間は一度しかない無いからだ そして14時25分平ヶ岳山頂に到着す事が出来た 感激

山頂は真っ平で1本鉄柱が立っているだけの質素の頂だ 360度周りに遮るものは何もない 海外の山に決して劣らない 素晴らしい眺望だ 雪の平ヶ岳に入れる人は限られている 本当にこの時期に来て良かったと心から感じている そして素晴らしい眺望に感動した

15時に下山を開始 至仏山への稜線を眺め そして雪の新潟 群馬の山々 眺望を楽しみながら日が落ちる寸前まで歩き ジャンクションピーク手前でビバークした

翌日2箇所程コースを間違えさ迷ったが 至仏山を経由し津奈木橋へ下山 
往復50キロを無事踏破した



動画   

コースと所要時間

2021年04月11日                     晴れ

戸倉ゲート前出発  2時55分 → 津奈木橋 04時15分 → 鳩待峠 05時25分 → 山の鼻 06時30分

ジャンクションピーク 10時30分 → 
白沢山 12時30分 →  平ヶ岳山頂 14時25分 35分休憩)


平ヶ岳山頂出発
15時00分 → ジャンクションピーク1峰手前 今回のビバーク地点に決める   17時10分



12日                          晴れ
 
支度を終え出発 
05時15分 → ジャンクションピーク 05時30 → 大白沢山登り分岐 07時15分

至仏山登り開始
  08時30分 → 
至仏山山頂 12時40分 (20分休憩) 

下山開始 13時00分  津奈木橋へ直接下るつもりがコースを間違え 原見岩近くら下り津奈木橋より2キロ程坤六峠よりに下山してしまった

津奈木橋 17時00分  

戸倉駐車場 17時35分

コース総合距離  51キロ




戸倉から  鳩待峠〜ジャンクション〜平ヶ岳 帰り途中ビバーク ぶらり山旅 コースタイム

暗闇の津h奈木橋  自転車デポ


戸倉 行き止まりから
2時55分


戸倉を出発するが 道路は除雪され安全だ 


間もなく鳩待峠 道路は除雪されていた

津奈木橋
04時15分
 
鳩待峠
054時25分


津奈木橋からは路面が凍結し危険である 転ばない様に慎重に
鳩待峠には既に何台かの自転車がデポしてあった



山の鼻近辺から  明日登る至仏山   目視でルートを確認


山の鼻
06時30分


閉ざされた山の鼻施設 雪に覆われ 湿原は大雪原だ


ジャンクションピークで小休止  目の前に平ヶ岳
ジャンクションピーク
8時35分


ジャンクションピーク 想像していたより遠かった


平ヶ岳 大きな山である ここからまだ見た目より時間はかかる
白沢山近くから
12時45分


白沢山から平ヶ岳へのルート まだ先は長い


平ヶ岳山頂  広大頂 バックに明日登る至仏山が見えている 綺麗である
平ヶ岳山頂
14時25分


平ヶ岳山頂 頂には鉄柱が1本 質素な山頂である 平らで広い頂からは遮るものは無い360度の眺望だ


次のピーク  ジャンクションピーク手前 ビバーク地点と決める
ジャンクションピーク手前 ビバーク地点
17時10分


今回は平ヶ岳が見えるこの場所でビバークする事に決める

ジャンクション手前 〜 至仏山 〜 津奈木橋 自転車で戸倉下山   ぶらり山旅 コースタイム

ビバーク地点から平ヶ岳を望むが 少しもやっている様だ

ビバーク地点出発
05時15分


ビバーク地点からの朝日 今日の登山安全を祈り 至仏山目指し出発


湿原大雪原に戻り至仏山を目指す
至仏山登り開始
08時30分


雪原からトラバース気味に至仏山コースに合流 中間地点


至仏山山頂直下 ピッケルを持参しなかった為 滑落に注意 慎重に
至仏山直下
10時40分


山頂までのルートが良くわからない 少し出ている樹林の左側を選択


至仏山山頂から 目の前に燧ケ岳が映し出される
至仏山山頂
12時40分


至仏山山頂に到着 緊張が長時間続いた為完全に体力消耗 そして緊張が取れた後は写真を撮る事を忘れてしまった

至仏山山頂下山
13時15分

途中コースを間違え 2キロ程坤六峠よりに下山してしまった 津奈木橋
17時00分

津奈木橋で自転車に乗り換え 戸倉ゲートまで17分 戸倉ゲート下山
17時35分


平ヶ岳までの稜線歩きは長い道のりであった




(GPS足跡)